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うつ病と診断されていた時期の頃

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 今の診断名は双極性障害です。うつの状態が発生した15年前から今年の2月まではうつ病との診断により、うつ病の治療を受けていました。

15年ほど前に職場の中で異動が有り、今までの仕事とは全く違う部署に配属されました。

その頃は新しい部署でやる気が出た反面、仕事内容に適応できず、日々悩む日が続いていました。

その頃、休日になると落ち込み休みは一日ベッドで寝て過ごし、平日はなんとか仕事に出るという感じでした。

しばらくして、医者に相談すると軽いうつ病とのことで、抗うつ薬を処方されました。

この頃の抗うつ薬や抗不安剤は、本当に効いているのか効いていないのかは分かりませんでした。でも、継続して服用していました。パキシル、リーゼなどの薬の名前が思い出されます。

それでも、一進一退の状況でなんとか長期休みは取らずに過ごすことができました。調子が良くなったり、悪くなったりと仕事の内容や人間関係で変化があったことが思い出されます。

うつ病の治療が始まって15年ほど立った頃、ひどいうつが襲ってきました。そのときに処方された薬がミルタザピンという抗うつ薬でした。この薬はよく効きました。処方されて2週間で気分が安定したのです。

しかし、その数カ月後一層激しいうつが襲ってきました。でもミルタザピンを増量するとまた2週間ほどで気分が収まりました。ミルタザピンが有ればなんとかなると感じていました。

年度末になったころ、また大きなうつがやってきました。今度はミルタザピンでも収まらなくなりました。このときに1年間の休職を決定しました。

そして始めて自分の症状が単なるうつ病でなく、双極性障害のうつ状態であると考えるようになりました。

医者に相談すると、たしかに双極性障害の可能性もあるということ。炭酸リチウムをすぐに処方されました。でも、抗うつ薬はそのままでした。

思い切って別の心療内科にセカンドオピニオンとして行ってみました。その医者は、双極性障害との判断のもとに、炭酸リチウムはそのまま服用し、抗うつ薬を減らしていくという治療になりました。

抗うつ薬は双極性障害の場合、そうの時期とうつの時期の感覚を短くしてしまうとの考え方からでした。

そのことを受入、血中濃度を測りながら炭酸リチウム500mg、ミルタザピン1錠、エビリファイ1錠を飲みながら生活しています。

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