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サカナクションの山口一郎さんの鬱病から学ぶこと

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NHKスペシャルで見て、共感したこと・・・

コロナの流行期を経て鬱病を経験し、回復途中である山口一郎さんの発言は行動は私のものと似ている点が多々あります

忘れてしまわないうちにここに、メモしておきます

真面目で適当に見過ごせない性格

山口さんは以前組んでいたバンドを解散したという経験が有るということでした

詳しい原因はわかりませんが、山口さんのバンドへのこだわりが大きかったのでは無いかと思います

また、サカナクションを続ける中で、とにかく音楽に対して神経質なくらい真剣に取り組んでいたといいます

曲の歌詞を作る際に何百回と書き直しながら妥協しない一面を見せていたとのことです

コロナで神経をすり減らした

本人も言っていましたが、コロナの時期バンド活動ができないばかりだけでなく、周りの音楽家のために基金を創設するなどとにかく精力的に動き回ってきたとのことです

自分でもその頃は躁状態でないかと言っていました

エネルギーが切れた

その後、いわゆるエネルギー切れを起こしたようです

気力体力すべてなくなり、バンドはおろか音楽にも関心がなくなり

ベッドから出られなくなりました

朝が起きられない

鬱の特徴ですが、夜少し気分が良くなってやれそうだと思っても、朝には何もかもできなくなることです

山口さんも何度も復活しようとして、朝になってだめになったことが何回も有ったようです

再スタート

今回、鬱病を乗り越えサカナクションのバンドを再スタートすることができました

一番は鬱病である自分を素直に受け入れたことに有ると言っていました

最初は自分は鬱病でないと薬を拒絶していたようです

これも、鬱病患者が陥りやすい感情です

鬱病がまだまだ風邪などのような誰でもかかる病気と認知されていないことに原因が有ると思います

本人はそんな状況も自分であると思うようになって、回復への道が開けたようです

周りの対応

カウンセラーさんのバンド仲間へのお願いとして、本人には連絡をしないでほしいとのこと

仲間はその言葉を信じて、自分から山口さんに連絡はせず、バンドや音楽についても一緒にやり直そうなどとは誰も一言も言わなかったようです

周りからのプレッシャーが鬱病の回復を遅らせるんですね

その様な仲間の配慮と、自分の気持の整理がついたからなのか、無事に再スタートを切れたようです

ただし、鬱病は再発します

ぜひ、乗り越えて素晴らしい曲を聞かせてほしいと思います

そして、鬱病患者のためにも鬱病の現状を広めてほしいと思います

栃木百名山

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