栃木百名山第62座岩山:低山ですが死につながる危険な山

鹿沼市の郊外に位置する岩山は低山だがスリル満点。猿岩は危険な鎖場です。

栃木県鹿沼市は有名な日光市のお膝元です。東照宮は、江戸時代に徳川家康公を御祭神としておまつりした神社でで有名です。

今は、世界遺産日光の2社1寺としても世界に知れ渡っています。東照宮の別名ひぐらしの門と言われる陽明門や三猿、眠り猫のなど朱塗りの極彩色の彫刻は有名で世界中から沢山の観光客が日光詣に参ります。

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建立当時実際に彫刻を彫ったり、建物を作ったりした職人さん日光に住んでいたのかというと、多くはここ鹿沼市に住処を構えていたと言われています。

日光東照宮建立時に良質な木材資源がある鹿沼だから、ここに腕利き職人が集まったのです。家具や製材などの木工業町」として知られています。10月に開催する「鹿沼ぶっつけ秋祭り」の彫刻屋台は、素晴らしい彫刻が施されており、職人たちの技を見ることができます。

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そんな鹿沼市は日光のお膝元ともよばれ、栃木百名山にはたくさんの山が選定されています。

日光連山を見上げるようにどっしりと腰を下ろす鶏鳴山は日光前衛の山としても知られています。

そんな名だたる鹿沼の名山の中でここ、鹿沼市役所の西の小高い丘陵が岩山が栃木百名山第62座であることは、もしかすると栃木県人でも少ないかもしれません。

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私も栃木百名山をやらなければ、岩山の存在を知らずにあの世に行ったと思います。

では、なぜこんな低い丘陵が栃木百名山に選定されたのでしょうか。。麓の駐車場から約1.7km、標高差100位の尾根筋といえばどうですが周りから見るとただの丘陵です。

隣りにあるゴルフ場を歩くのと変わらないような気がしました。しかし、すぐにこの山の素晴らしさを体験することができました。

スタートは日吉神社

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日吉神社の前の広い路地に車を停めて、登山開始最初は杉林の中を、季節の花々を愛でながら歩きます。

程なくして急に視界がひらけると、現れたのはたしかに岩山でした。岩だけでできた尾根が続きます。宇都宮の古賀志山も低山の岩山で人気ですが、この山も確かに人気があり、県外からも登山者が訪れる山であることが分かりました。

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アップダウンを繰り返しながら、一番岩、二番岩、三番岩と名付けられた大きな岩を乗り越えて進みます。

延々と岩の上り下りが続くので、高所恐怖症などの人は目が回るかもしれません。私も、1歩1歩岩場に足をしっかりおろして、手で岸壁を掴みながら登りました。

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途中にいくつか展望のいい場所があり、心を休ませてくれます。この岩山が途中で怖くなったら迂回できますので安心してください。

尾根と尾根の間のたるみと呼ばれる場所からは、ゴルフ上方面に抜ける道があります。迂回しましょう。

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1時間も歩くと山頂三角点に到着します。ここでゆっくり昼食です。日光の山々などの眺めも最高です。

私が愛用するガスバーナーです。ハイキングにはもってこいです。ガスボンベに家庭用のボンベが使えます。栃木百名山は、全てこのバーナでお昼を食べました。

岩山たるゆえんの猿岩は救急車が絶えない壁


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この岩山の岩山たるゆえんは実はこの先にある猿岩です。

50mを超えるくらいはあると思います、私は脇道で降りたので、本当の恐ろしさは分かりません。しっかりした鎖が何本かあるものの、ほぼ直角に見える崖を降りるのです。

腕を離したら岩に急降下。命をなくす人もいるとか。救急車が年に数回訪れるとも聞きました。迂回路がしっかりありますからそちらがおすすめです。

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鎖につかまっている腕が自分の体を支えられなくなったら最後です。

体験する場合は、ヘルメットと鎖に体をあずけられる固定装具は必要です。

この猿岩を降りるとゴルフ場に沿って駐車場に戻ります。ホッとするひとときです。周回ルートおよそ4km、休憩時間込みでも3時間で岩登りの体験ができる。栃木百名山ではおすすめの山です。


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htam
  • htam
  •  栃木県宇都宮市に50年以上住んでいます。井の中の蛙です。栃木百名山は、2017年夏に6年かかって踏破しました。

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