栃木百名山第14座釈迦ヶ岳:ロングアプローチと急登

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リベンジの釈迦ヶ岳山頂はやはり霧の中でした。

 前回の釈迦ヶ岳登山は剣ヶ峰から長い稜線の途中で雷が発生し中断しました。山の雷の恐ろしさを肌で感じました。横に光る稲妻と雷鳴は本当に今でも思い出すほど怖い体験でした。高原山を麓から見たところです。ここから眺めると鶏頂山は中平岳の後ろに隠れて見えません。3つの頂きの一番左が今回挑戦する釈迦ヶ岳です。

 八方ヶ原の大間々駐車場に車を置きます。ここはヤシオツヅジの群生が見事で多くの観光客が訪れる駐車場なので、大変広くトイレも完備しています。

 八海山神社がある展望所までは、ハイキングコースが整備されていて何通りかのルートがあります。苔むした登山道も楽しまます。八海山神社は大変眺めが素晴らしい場所で、此処までのハイキングもおすすめです。天気がいい日は多くの観光客で賑わいます。写真のような展望が望めます。

 

 展望を楽しんだあとは矢板市最高地点1590mまで登ります。ここまでは比較的なだらかな登りですから、まだまだ元気です。

 

 矢板市最高点から下り剣ヶ峰に登り返す頃から少しずつ疲れが溜まってきます。ここから暫くは長い稜線を行きますが、あまり眺望はありません。北側に前黒山が顔を出します、山頂方面は曇ってきました。前回はここで雷に遭遇し断念しました。今回も嫌は雲というよりはガスなので大丈夫かなとの判断です。

 

 この稜線歩きが本当に長くアップダウンが徐々に足腰に効いてきました。そして、最後に待つのが頂上直下の急登です。ロープがしっかりついているので危険はありませんが、疲れた足には結構な難所でした。残念ながら山頂はガスで周りが何も見えませんでしたが、山頂についたという満足感は大きいものがあります。山名板の写真を撮りお社に下山の無事をお祈りしました。

 

 山頂からの眺望がなかったのは、また来なさいというお告げと思い再チャレンジを目指すこととし下山しました。下山途中下の方に暗い雲がかなり熱くかかって見えました。そちらから大きな雷鳴が響いてきます。さくら市辺りは、豪雨と雷で大変だろうなと思っていましたが、その日は突風が吹いて家の屋根が飛んだり壁が倒れたりしたということを知りました。それがここ釈迦ヶ岳の山頂でなくてホッとして帰宅しました。

 高原山は天気に恵まれない。・・・・これが二回目の感想です。次は晴れを期待して再チャレンジします。

 

 

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