栃木百名山第10座男鹿岳:朽ち果てた塩那道路から

男鹿岳福島県側釜沢橋ゲートに駐車して北から目指すルートと今は廃道となった塩那スカイラインから目指すルートが一般的に知られています。今回は現在自然へ回帰中の崩壊した塩那道路を深山園地駐車場からひたすら歩くコースを選択しました。
 
 
 
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    • 板室側の林道は深山園地の先で封鎖されています。手前には車が数台駐車できるスペースがあります。そこから塩那道路を進むと通行止めの看板と閉められた門があります。ここから先は自己責任でということになります。
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    • 途中には写真のような標示版がたくさん現れます。塩原と那須を結ぶ壮大な有料道路の計画だったのですが、度重なる崩壊で道路の維持が困難と判断し、有料化の前に中止されて林道です。道路は崩壊が進み笹などの植物が少しづつ増えてきているようです。林道の途中では、熊のような動物臭い匂いがしたり、ガサガサと逃げる音が聞こえてきたりとヒヤヒヤものです。ボス猿のような大きい猿が木の上で威嚇してきました。
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    • 林道の南側には大佐飛山でしょうか。夏場は人を寄せ付けない山々が見えています。林道を徐々に登りながら約12kmほど歩くと右側に男鹿岳への分岐があります。リボンがたくさんついてますから助かります。しかし、ここからが藪の中の急登になります。道迷いしないにGPSで位置を確認しながら登りました。牝鹿岳から男鹿岳と道を間違えそうになりながらも、やっとのことで男鹿岳山頂に到達しました。眺望は南側だけですが雲海の中に隠れていました。那須連山の山々と雲海のある景色はここからしか見ることができない最高の景色でした。
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    • 頂上には三等三角点があります。帰りの林道歩きを考えると、明るいうちに車に到着するにはすぐに下山です。藪こぎを抜けると林道がです。普通は林道に出るとホッとするのですが、男鹿岳の場合はここからが長い歩きとなります。
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  • 帰りも雲海の上に出ている大佐飛山を眺めながら林道をひたすら下ります。途中にはプレハブの観察小屋があります。場合によっては避難小屋と同様にこの中で一泊する人もいるようです。綺麗に整頓されていました。また、封を切っていないミネラルウォーターが何本か置いてありました。

 
総歩行距離23km超えで、約10時間のロングコースです。いつかは通らなければならぬ山とは言え、夏の時期は無謀だったかもしれない。草がうっそうとしてどこでクマと鉢合わせするかもわからない。暑さと湿気が多く疲労感増大。一度引き返そうとしたが、もう二度とくるまいと思い必死に歩きました。山頂にたどり着いた時の達成感・成就感はありました。でも藪を降りて13kmまた歩いて帰ることは頭から離れませんでした。予定より2時間遅くなり帰りは足が棒のようでした。でも、雨にも振られず無事到着しました。

 

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htam
  • htam
  •  栃木県宇都宮市に50年以上住んでいます。井の中の蛙です。栃木百名山は、2017年夏に6年かかって踏破しました。

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