栃木百名山第32座は群馬県と栃木県の県境にそびえる燕巣山です。日光白根山の西に菅沼と丸沼という静かで美しい湖があります。丸沼の脇の駐車場が登山道の入口になります。トイレもありますし、ちょっとした売店と食堂もあります。遠くから来る方は湖畔の宿に一泊もいいでしょう。駐車場は無料ですが、季節がいい時期の週末は込み合います。
燕巣山と四郎岳の間にある四郎峠までは、鬱蒼とした沢沿いを進みます。途中何本かの沢を渡渉します。水が多い時期は注意しましょう。踏み跡はしっかりあります。リボンもありますから道迷いの危険は少ないと思いますが、獣道もありますから、リボンは時々確認しましょう。
この山はきのこの国かと思うほどたくさんのきのこが生えていました。でも、食べられるか分かりませんので、写真だけにしておきます。途中にはこんな目印もあります。助かりますね。
きれいな沢です。しばらくすると四郎峠に到着です。おおよそ1時間半のコースタイムです。ここから、山頂までは急登になりますから、ここまではゆっくりしたペースで、この先の登りに備えましょう。
先程までは眺望がありませんでした。ここからは写真のような林間ですが尾根道なので時折四郎岳や日光白根が顔を見せてくれます。山頂下は本当に急登っていう言葉がぴったりです。一歩一歩登りましょう。1時間20分ほどで山頂です。
2222m燕須山の頂上に到着です。2222とは素晴らしい標高ですね。
正面に日光白根山の勇姿、眼下に美しい丸沼を見て山の疲れを癒やしましょう。
下りは2時間半弱で登った道を戻ります。1442mの丸沼に無事に到着です。昼食を入れて約6時間、歩行距離6kmの行程です。紅葉の時期などは帰りの渋滞も予想されます。余裕を持ってでかけましょう。