栃木百名山第79座鶏足山:ミツマタの群生時期が素晴らしい

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 鶏足山は、栃木県と茨城県の県境の八溝山脈の山。登山道が整備されている、人気の山

 その人気に拍車をかけたのが、ミツマタの群生地を保護し駐車場などを整備したことです。県内外多くの方が茂木の里山に集まってきます。

 今回はミツマタの群生地を眺めながら鶏足山に登り、焼森山を周回して駐車場に戻るルートを紹介します。

 ミツマタといえば、和紙の生産の原料となる植物です。早春に黄色い花を咲かせますが、さほどキレイだという印象はない花ではないかと思います。でも、この群生を見れば一瞬にして虜になります。ふわふわで妖精のようなミツマタ、茂木駅からのシャトルバスも出ています。

 ミツマタ群生地に近い駐車場は、ミツマタの開花時期は早朝から満車です。手前にいくつか駐車場がありますから様子を見て早めの駐車場に止めて歩くのがおすすめです。道の両側には春の花がたくさん待っていてくれます。

 何台かのシャトルバスが行き交いますが、手を振りながら景色を眺めているといよいよミツマタの群生地です。ぐるっと一回りしてミツマタを堪能しましょう。

 ここから林道を進むと左手に鶏足山への分岐があります。直進すると焼森山です。今回は鶏足山から登ることにしました。沢沿いをしばらく(標高差200m)登ると鶏足山と焼森山の間にある緩み峠に到着します。そこから左に折れて尾根をのんびり散策すると程なく鶏足山山頂です。筑波山や関東平野、芳賀富士、八溝の山々などの眺望を楽しみましょう。ここらへんで景色を眺めながらお昼にしましょう。

 せっかくですから、足を少し伸ばして鶏石まで行きましょう。弘法大師が護摩を焚いたと言われる護摩焚き石や鶏の鶏冠のような鶏石は眺めもよくおすすめです。今回は混んでいるので、焼森山に向かいます。

 この時期鶏足山の山頂は大勢の登山客で賑わっています。早めにお昼の場所を決めて込み合う前に済ませましょう。鶏足山頂から再び緩み峠を経て焼森山に向かいます。焼森山は西側が開けていますので、日光連山や栃木の山々が一望できます。しばらく休んだら下りです最初に岩場が有るので気をつけましょう。程なくミツマタの群生地にたどり着きます。最後は駐車場までのんびりハイキングを楽しみましょう。ミツマタの群生を見学と昼食を合わせて約3時間半、約8kmの行程です。標高差は約200mの里山は老若男女のに愛される里山です。

 栃木側からはここミツマタ群生地の駐車場か、茂木町飯の「いい里さとやま館」に停めて歩くことができます。また、意外とおすすめなのは茨城側の赤石駐車場からの登山です。駐車場には嫌いなトイレが有り、週末は9時頃には満車になってしまいますが、体力に応じた様々な登山道を楽しむことができます。

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