栃木百名山第46座社山:中禅寺湖から見える美しい山容の山

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社山知る人ぞ知る日光の人気の山、端正な形と眺望が素晴らしい

社山の動画を作成しました。

2019年の社山はリハビリ登山。半月山から社山を目指すも、中禅寺山の上り下りで意外と手こずりました。帰りは阿世潟峠から、大使館別荘方面に向かい、バスで半月山駐車場に戻る計画を立てました。

最終バスの時間を考えると、13時には社山山頂から下山しないと間に合いません。半月山から半月峠までで、結構時間がかかってしまいました。それと、思いもかけない程の暑さです。宇都宮は、5月なのに35℃とか。北海道で38℃のニュースも有りました。

結局、社山の登り途中で12時半に。山頂は諦めて、お昼を食べて下山しました。最終バスの一本前のバスに乗りましたが、もし山頂まで行っていたら、間に合わない危険を考え、途中から下山したのは正解でした。

社山はやはり、大使館別荘から1時間ほど歩いて阿世潟峠に向かい、社山に登るほうが結果的に短時間で登れると感じました。山頂に行かずとも、社山の稜線からの眺望は最高ですね。

社山と聞くと栃木県の人でもどこだろうと考えてしまいます。必ず目にしてはいるのですが知られていません。男体山や女峰山などはどこからも見ることができます。

しかし社山は周りを山に囲まれていますから、中禅寺湖やの男体山側からしか見ることができません。半月峠までは車で行くことができますが、そこから社山までは結構な登りになります。

中禅寺湖河畔の駐車場からも登山口までおよそ5kmの道程があるので、比較的登山者が少ない印象です。

そんな社山ですが、こと登山の仲間に言わせると、素晴らしい山であり何回も行ってみたくなる山の一つだといいます。

今回はアカヤシオが咲き始めたGWの社山登山について紹介します。

社山に限らずアカヤシオやシャクナゲの時期は日光の山々は絶好の登山となります。駐車場はたくさんありますが、行楽客がたくさんいますから。早めの駐車がおすすめです。ま

た、半月峠往復のバスが中禅寺バスターミナルから出ていますので、そちらを利用するのもおすすめです。

中禅寺湖の南岸にそびえる社山の一般的な登山ルートは、歌ヶ浜からイタリア大使館別荘に続く小道を中禅寺湖の湖面に映る男体山の勇姿を眺めながら阿世潟の登山口まで進みそこから登るルートです。大使館を眺め狸窪を抜けて阿世潟まで約4km標高差のない平坦な道を1時間ほど歩きます。

ここまでは疲れないように足慣らしです。ここからはずっと登りになりますから、慌てずゆっくり疲労をためないことが大切です。ここから阿世潟峠まで約20分林の中を登ります。阿世潟峠は半月山と社山を結ぶ稜線上にあります。この後は稜線上を山頂まで登ります。

北側に中禅寺湖や男体山など日光の絶景、南側に足尾の山々を見ることができるので、結構急な上りもありますが、疲れを癒やしてくれます。

おすすめは、中禅寺湖と男体山が織りなす絶景ですね。紅葉の時期はまさに見事な景色となります。眼下に突き出た八丁出島の紅葉はNHKのニュースでも毎年取り上げられています。ぜひとも堪能したいものです。今回は雪解けの中にひときわ目立つアカヤシオを愛でながらの登山となりました。

阿世潟峠からはおよそ1時間ですが、標高差400m弱の登りです。時折現れる残雪に注意しながら頂上を目指しましょう。稜線ですから道迷いはありません。山頂は南側が開けています。足尾の銅山の歴史を思い出しながら、植林で戻りつつ有る山の絶景を眺めながらお昼を取りましょう。

西に見える笹原の奥に栃木百名山の黒檜岳が見えます。この笹原を黒檜岳に向う縦走ルートもあります。時間と体力が許せばそちらはおすすめのコースです。しかし、見えてはいるが結構長いルートのようです。しっかりとした装備と経験なしでは危険なルートです。

帰路は折返しのルートになります。歌ヶ浜駐車場までおよそ2時間前半の急坂には特に注意してゆっくり下りましょう。時間があればイタリア大使館別荘や英国大使館別荘でゆったりと中禅寺湖を眺めるのもおすすめします。阿世潟から半月山方面に向かい半月峠の駐車場からバスの利用も有ります。体力に応じて計画しましょう。

大使館別荘スタート・ゴールのルート

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