栃木百名山第22座芝草山:三依の奥深くに佇む名峰

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芝草山は猿や鹿、カモシカ、熊などが生息する奥深い山

栃木県日光市から福島に抜ける会津街道に三依という町がある。雪深く人里から離れているため過疎化が進む地域です。その三依から西に入ったところに美しい山容を持つ山があります。それが今回紹介する芝草山です。芝草山は荒海山を太郎岳と呼ぶのに対して次郎岳とも呼ばれています。

 

三依の町から見ると本当に円錐形のいい形をしています。これが芝草山だと一見して分かります。中三依温泉駅から入山沢に沿って林道を進むと程なくして登山口にたどり着きます。古びた冷蔵庫が置いてあるのでわかりやすいです。車はじゃまにならないよう路肩に止めました。5,6台は駐車が可能です。登山道に着くまでの路上で猿や鹿と出くわしました。これからの登山がちょっと不安になりました。道行く方が熊鈴を鳴らして散歩しています。これにもちょっとびっくりです。

 

登山口に有る冷蔵庫は、入山届のポストになっていました。リサイクルなんでしょうね。ここから尾根伝いに山頂まで、標高差700mを登ります。登山道は踏み跡がしっかりしていて、道迷いはありません。ずっと林の中なので眺望がないのでひたすら登るという感じです。

 

 

途中に大岩と呼ばれる大きな岩があります。ロープが張られていますので、それを利用しながら岩を回り込みます。底を過ぎれば程なく山頂です。木が生えているので眺望はあまり良くありませんが、所々から福島方面の山々が顔を出していました。雪の降る前ではが枯れ落ちればもう少し眺望がひらける感じです。

 

途中誰一人として登山者には逢いませんでした。鹿の糞や獣の糞が落ちていますので、ちょっとスリリングな登山となりました。休憩含めて往復約4時間、全行程5.3kmは思ったほど大変ではありませんでした。三依の名物には蕎麦やわさびがあります。最近は町おこしで日帰り温泉などもありますので、三依の雰囲気をのんびり楽しんで帰りましょう。

 

 

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