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前黒山は山頂付近の篠竹が高く藪山です。リボンと踏み跡を外さずに
以前から前黒山は登山道がヤブに覆われることから、地図読みが不可欠の山といわれていました。確かに最後の一部は篠竹で覆われていますが、殆どは林道歩きなので思ったよりも優しく登れた気がします。
塩原から日塩道路に入ります。暫く行くと左手に林道がでてきますので左折します。車で入れる限界あたりのところに壊れた小屋があり、その辺りが広くなっているので駐車しました。
ここからは延々と3kmほどの林道歩きです。車が入れないほど林道は崩壊しています。ある区分には問題ありません。山頂に取り付くにはいくつかのルートが有るようです。沢ルートはちょっと崩壊しているようなので、尾根ルートに決めました。尾根ルートの取り口にはリボンがあります。進んでいくと篠竹が高くなってきますが、リボンと踏み跡を外さないようにしましょう。
標高差200m約1kmの行程となります。この部分で道を外すと道迷いの危険性がありますから注意しましょう。途中目指す山頂が見えたり、鶏頂山の頂きが見える場所がありますが、ほとんど眺望はない山です。山頂は山名板があり、周囲の山々が藪の切れ目に顔を出しています。吹き抜ける風で疲れを癒やしましょう。
帰りは来た道を折り返します。総歩行距離8km約4時間半の登山となります。