福島県檜枝岐の会津駒ヶ岳はまさに天空の楽園。高層湿原が感動の日本百名山
福島を代表する山に、燧ヶ岳、磐梯山、安達太良山等が挙げられますが、ここ会津駒ヶ岳はもしかするとそれら以上の輝きを持った山ではないかと思います。まだ、燧ヶ岳には登っていませんが、私の中では福島で一番感動のあった山でした。
何と行っても、2000mを超える山頂付近に現れる高層湿原が天空の楽園を彷彿させてくれます。
山頂付近一面が緑の植物に覆われ、尾瀬に見られる池塘が散在しています。まさに圧巻な眺めで、登山の疲れをいっぺんに忘れさせてくれました。
そして、出会った植物や花たちも忘れることができません。初夏に咲くハクサンコザクラがピンクの花を開いて待っていてくれました。
残念ながらチングルマは綿毛になっていましたが、モウセンゴケが池塘の周りにびっしりと生えていて、トンボが餌となって沢山死んでいるのにはびっくりしました。
会津駒ケ岳の山頂直下にある駒の小屋から東の中門岳山頂までが、高層湿原となっています。登りで疲れた足を癒やしながらゆっくり散策しましょう。周りにせの高い木が殆ど無いので、燧ヶ岳や日光白根山などの素晴らしい光景が眼前に広がります。
中門岳付近にある大きな池(池塘)に映る会津駒ヶ岳山頂や、逆さ駒の小屋なども風がなければきれいに眺められます。
会津駒ヶ岳は、人を引きつける魔力を持っているそんな山でした。滝沢登山口から駒の小屋、駒ケ岳山頂、そして中門岳までの全行程15km、10時間の行程は忘れ得ぬ登山となりました。
会津駒ヶ岳は写真では何回も見ていましたが、まさに天空の楽園でした。本当にたくさんの人に愛されている山なんだなと実感しました。久々の急登で足がガクガクでしたが。とても、満足した登山でした。次回は、駒の小屋に泊まりたいと思います。檜枝岐の七入山荘で見た満天の星空も本当に素敵でした。
美味しい生ビールとイワナの骨酒で、美味しい料理をいただきました。素晴らしい夏の思い出ができました。また来まーす。次は駒の小屋に一泊することを約束して帰宅の途に付きました。
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