日本百名山谷川岳は、その眺望と登山の醍醐味が素敵な山
谷川岳はオキの耳とトマの耳という2つの山頂を持つ双耳峰です。谷川岳には超難関の一ノ倉沢のほか沢山の登山口があります。
今回は一番優しい谷川岳ロープウェイを使って山頂を往復ルートを選択しました。
前日に谷川岳ロープウェイ乗り場に近い天神ロッジに宿泊しました。外国人の夫婦がやっているこじんまりとしたロッジですが、お客さんを大切にする気遣いに感動しました。
ロープウェイ乗り場には流石スキー場のメッカ駐車場はたくさんあり。夏場はとめ放題です。ロープウェイもこむことなくすっと天神岳スキー場に到着です。ここからいよいよ登山になります。
様々な高山植物が待っていてくれました。
いくつかの分岐にはわかりやすい表示が立っていますので、表示を見失わなければ道迷いはありません。でも、霧が出やすいので注意が必要です。と言ってるそばから霧が出てきました。
熊穴沢の避難小屋、天狗の溜まり場、天神ゼンゲ岩をとゆっくり高度を上げていきます。流石に上りが400m続くので、天神ザンゲ岩で大休憩を取りました。ここまで2時間約3kmの行程です。この辺りで山頂方面のガスが途切れて山頂が顔を出しました。
20分程登ると天神岳肩小屋に到着です。ここには簡単な売店と宿泊施設があります。ここで気持ちを入れ直しいよいよ山頂です。
天神岳山頂です。オキの耳とトマの耳2つの山頂を上りました。時々霧が晴れて見せる大パノラマは流石日本百名山にふさわしい山でした。
オキの耳を少し行くと富士浅間神社奥の院が祀られていました。ここは、山頂に比べると風が少ないので、ここで昼食にしました。8月なのに山頂は秋のすすきの穂がたなびいていました。短い夏が凝縮されているんだなと感じました。
帰りは往路を下ります。往復行程約8km、標高差600m約6時間弱の登山は感動のある素晴らしい登山でした。