鹿沼の低山だが鎖場もありスリル満点
栃木百名山ではないが、鹿沼と宇都宮の間にそびえる次石山から小倉城址までの縦走は、岩場あり林間ありのバリエーションに満ちた山でした。
登山口はいくつかありますが、次石山から小倉山に向かうルートをとえりました。林道脇に数台車が置けます。
この日は、軽トラックが2台とまっていましたが、話を聞くとイノシシがりだそうです。ちょっとびっくりです。
最初は砂利の林道歩き、そして、林間に入ります。暫く行くと今度は岩の尾根上りです。
どこかで見た山に大のマークがここにも有りました。
大きな岩を巻いて登るとちょっとした展望所があります。
鹿沼市内方面が見えました。西に目を向けると男体山女峰山赤薙山と日光連山がきれいに雪をいだいています。
一休みが合わると鎖場です。しっかりとした鎖が有りました。これなら安心です。
次石山山頂が見えました。岩の上です。でも、流石にこの岩場は登れません。巻道があるのでそちらを登ります。
程なく三角点の有る次石山472.9mです。山頂はあまり眺望はありませんでした。
山頂からは、天狗の投げ石のような奇岩が目に入りました。眼下に登ってきた山並みが見えます。
ここからは、尾根筋を縦走になります。林間で時々岩場がでてきますが快適にアシが進みます。いたるところに小さなお社が祀ってありました。
縦走路には、御嶽山の他に与末山や今里山などの山頂が有りました。そのうちに八方館という看板が。
この辺りが小倉城址なのですね。小倉城の案内図が有りました。ここまでくれば、もうすぐで下山口です。登山口ほうこうへ移動します。
帰りは行川の川沿いを駐車場まで戻ります。冬晴れの良い登山になりました。
総歩行距離9km標高差380mおよそ5時間の山行でした。
せっかくのいい山なのに、なかなか整備は行き届いてないなと感じました。
古民家を改造した蕎麦屋行川庵が近くにありませから、お帰りに是非どうぞ。