栃木百名山を楽しもう!:ギアの変遷②シューズ

栃木百名山に限らず登山で一番重要なギアはシューズです。

私が栃木百名山をすべて登った際に使用したシューズはこの写真の3足です。この3足のシューズをなぜ購入したか、そしてどんなふうに使用したのかを紹介します。
購入して使用した順番は、運動靴、トレッキングシューズ、登山靴です。
最初は低山から始めたので日頃使っていた運動靴で登りました。栃木百名山なら運動靴でも登れるとその頃は考えていました。
しかし、それはすぐに間違いだと気が付きました。理由は雨が降ってきて靴底が滑って危険を感じたからでした。いつも良いコンデションで登れるわけではないと気が付きました。栃木百名山を初めて数座目にはトレッキングシューズを購入していました。
写真を見ても分かるようにトレッキングシューズはソールが運動靴と全然違います。トレッキングシューズと登山靴は凹凸が大きく、ゴムが柔らかいため泥や岩の上でのグリップ力は運動靴に比べると比較にならない感じでした。
トレッキングシューズは、栃木百名山の半分以上をそれで登ったと思います。
次に登山靴を購入することにしたのは、岩場のざれた山を登ったときでした。
確かにトレッキングシューズはすべりにくいのですが、靴底全体が柔らかいのと、ローカットなので岩山で足裏が疲れたり捻挫の危険性を感じたからです。
残りの栃木百名山を制覇するには登山靴が必要だと感じ購入しました。
登山靴はトレッキングシューズと違ってハイカットで靴底が安定しているため、岩場やザレ場でかなり重宝しました。

靴ではないのですが、その後購入したのはインナーソールです。
理由は下りでのかかとの痛みでした。下りではどうしても足に負担がかかります。長時間の登山ではかかとに荷重がかかり、一度登ると2日ぐらいかかとが痛い日々を過ごしました。
スポーツ店に尋ねると、インナーソールを敷けばかなり違うはずとのこと。
いろいろな種類があったのですが、かかとにジェルが入っている製品を選択しました。
これは快適で、その後はかかとの痛みはほぼなくなりました。
登山靴と一緒にインナーソールを購入することをおすすめします。
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この写真は栃木百名山を制覇した後、三毳山に軽くハイキングに行ったときに、トレッキングシューズのソールが剥がれた写真です。
およそ6年でしょうか。そのくらい立つとソールを靴に固定している接着剤の劣化が起こるのでしょう。三毳山だったので、テープで固定してなんとか登れましたが、高い山の山頂付近でこんなことが起こったら大変ですね。
そんな事があったので、登山靴のソールも心配になりました。

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調べると登山靴はソールの交換がきくとのこと。登山靴を購入して4年が経ち、ソールが滑りやすくなったので、思い切ってソールを交換しました。
登山靴を購入するときに、ソール交換が可能かどうか確認しておくと良いと思います。
登山靴すべてがソール交換できるわけではないようです。私の登山靴はビブラムソールだったので交換ができるということでした。
登山靴を新しく買うと2万5千円くらい、ソール交換だと1万2千円一度は交換してもお得だと感じました。ソール以外は水漏れや穴が空くことなどなくさすがにしっかり作られています。
まとめ
栃木百名山を達成するには早めに登山靴を購入するのをおすすめします。ですが、登山靴には重いという欠点もあります。
女峰山の登山のときは、1400段の階段を登山靴で登り体力を消耗しないよう、運動靴で階段を登ってから登山靴に履き替えました。運動靴は階段を登りきった地点にデポして帰りに回収しました。
運動靴、トレッキングシューズ、登山靴は登山の難易度や場面に合わせて選択すると良いと思います。