奥日光の隠れた名峰社山に行ってきました。
手前が紅葉の名所八丁出島です。奥のピラミダルな山が社山です。
社山は、シャザンと呼んでもヤシロヤマといってもいいそうです。
日光といえば、中禅寺湖の北側に男体山や女峰山、太郎山、大真名古山などが有名です。
でも、隠れた名峰は中禅寺湖の南岸の社山です。
社山は登山口まで歌が浜から5kmほど歩かなければいけません。
そのため、登山者は比較的少ないので、私的には穴場の大好きな山です。
登山口までは、英国大使館やイタリヤ大使館を通りぬけます。
中禅寺湖の南岸から眺める男体山も結構素敵ですよ。
八丁出島を過ぎて、しばらく行くと阿世潟です。
ここから、阿世潟峠まで600m軽く登ります。
この登りは比較的傾斜が緩いので、足慣らしをしっかり行いましょう。
阿世潟峠から社山山頂までは約1.3kmの急登が続きます。
ピラミダルな山容のとおり結構な登りなので覚悟して登りましょう。
途中山頂が綺麗に見えたり、男体山や中禅寺湖、戦場ヶ原方面が綺麗に見えます。
社山に登れないとみられない絶景ですから、急騰の疲れを癒しながら景色を堪能してください。
遠くに戦場ヶ原周辺の眺望がくっきりと現れます。
写真の左から、竜頭の滝と菖蒲が浜、湯滝、戦場ヶ原の草紅葉です。
日光連山の眺望も見事ですが、これらの景色もここならではの景色ですね。
急登を登りきると、いよいよ山頂です。
山頂表示板の後ろに男体山が綺麗ですね。
三角点が二つありました。
珍しいのかな・・・
前回は濃霧で山頂は何も見えませんでした。
今回は曇りでしたが、黒檜山方面の縦走ルートが綺麗に見えました。
山頂のちょっと先なのでぜひここまで足を延ばしてください。
何時かはこの稜線を歩いて黒檜山に行きたいと考えています。
早朝に出ないと無理ですね。
ここの景色を見ながら昼食です。
今回初めてダイソーンで購入した風よけを使いました。
こんなに違うのかと驚きです。
風は微風ですが、風よけを設置した瞬間にお湯がぐつぐつと湧きだしました。
これまでなんで使わなかったのか・・・実感しました。
下りは結構急です。
上りよりも下りは注意です。
鎖場等はありませんが、滑らないよう足場を確保しながら下りましょう。
登山口まで下った後は中禅寺湖畔を一時間ほど歩きます。
八丁出島や、遊覧船、モーターボートなどを見ながら、のんびり歩きましょう。
無事歌が浜にたどり着きました。