低山ですが急登のロープ場は結構難易度が高いルートです。
鶏岳の全容です。山頂手前が見るからに急登ですね。
後ろに見えるのは高原山ですね。
里山のモミジは今が見ごろです。
今回は正規の登山道からです。鶏岳登山口の看板が有ります。
隣には、鶏岳についての古い文書が掲載されています。
鶏岳の由来はここで鶏が鳴いて鶏頂山に飛んで行ったとの記載が有ります。
山の形が鶏に似ているのだとばっかり思っていました。
なるほど納得です。
登山口はこの金網を開けて入ります。
この辺りは鹿と猪が多いのですね。沢山電気柵が設置されています。
熊もいるので注意は必要ですね。
それから、この山はヤマビル生息地なので10月までは注意が必要ですね。
柵の中に入ると明瞭なふみ跡が有ります。
いきなりの渡渉です。
石が置いてありますので、その上を通ります。
登山ストックが有ると落ちるのが防げますね。
水が多い時期は、3合目手前の舗装道路からがいいと思います。
お社が有ります。
その隣には岩を掘ったところに仏さまが祀られています。
信仰の山なんですね。
ここで無事を祈って登山出発です。
沢沿いの登山道はなだらかなので、足慣らしですね。
頂上手前の急登に備えて準備体操ですね。
程なく、鶏岳の3合目の登山口です。
舗装道路を渡ります。
この舗装道路までくるまで入れるので、水が多い時期はこちらがおすすめです。
舗装道路はこんな感じなので、十分路上駐車が可能です。
前回はここから登りました。
ここまで、15分程度の緩斜面歩きです。
三合目の看板が有ります。
以前は他にもありましたが、今日は三合目しか有りませんでした???
この辺りは、ちょっとした斜面ですが落ち葉を踏みながら軽快に歩けます。
紅葉がいい感じですね。
風もなく穏やかな登山でした。ここまでは・・・
あと二息頑張れの文字。
そして、杖が立てかけてありました。
その理由は直後に分かります。
ここからが急登なんです。
標高差150mのロングなロープ場が山頂まで続きます。
落ち葉が有るので、滑りやすいのでロープは本当に助かります。
私はストックを持っていましたが、無い方はここで杖を借りましょう。
錦織なすモミジの紅葉です。
この辺りが一番盛りでしたね。
モミジを見ながら一歩一歩登っていきます。
石など落とさないような注意も必要です。
ロープ場を過ぎるとほどなく山頂です。
浅間神社が祀ってあります。
三角点も有りました。
新たな山名版も増えているようですね。
この山頂は、北と西が比較的開けています。
眺望を楽しみましょう。
北側は目の前に高原山です。
霞んでいましたが、鶏頂山がきれいに見えました。
鶏が飛んで行ったのはあの山なんですね。
うっすらと見えるのは男体山と女峰山ですね。
日光連山やそれに連なる山々が一望できます。
休憩を取ったら下山です。
登って北ルートを折り返します。
北側にはバリエーションルートが有るようですが、ふみ跡は見当たらないのでやめました。
先ほどのロープ場を下ります。
下りは落ち葉や土が滑るので、三点支持で一歩一歩下ります。
8合目までが難所ですね。
その後は、一路登山口へルンルン気分です。
鶏岳の紅葉を見ながら、三合目からは林道を歩きました。