40年ぶりに三条の滝を見てきました。
大学時代には、夜中に出て駐車場で過眠。鳩待峠から一気に三条の滝まで。
歩いている方にジョギングですかと声をかけられました。
今でいえばトレイルランなのかな・・・
さすがに日戻りは無理なので、東電小屋に宿泊しました。
それでも、全行程は30km超えです。
若かったころの体力を改めて実感しました。
尾瀬戸倉駐車場止めてバスで鳩待峠へ。
尾瀬戸倉駐車場は、コロナの影響もありかなり空いていました。
第1駐車場も6割くらいの入りです。
タクシーの運転手も暇そうでした。
到着は10時ごろでしたが、すぐにワゴンのタクシーで鳩待峠です。
快晴ですね。さあ出発です。
ヨツバヒヨドリとウツボクサが出発を祝ってくれました。
ここからは1時間弱の下りです。
階段が歩きやすい幅なのがいいですね。
この時期花は少なめです。
エンレイソウやクルマツクバネソウかな。実がなっています。
大きなカラマツソウがきれいでした。
この手の花が小さいものが目立ちました。
コウモリソウやモミジハグマなどの仲間ですね。
名前の同定は難しいです。
そんなこんなで、無事山の鼻へ。
ここで、今回初の生ビール。
二日間で4杯も飲んでしまいました。
山の鼻山荘の屋根にはツバメかと思ったらキセキレイでした。
せっせとひなに餌を運んでいます。
立派な巣を作るんですね。
お昼を食べて宿泊地東電小屋へ。
尾瀬が原を縦断です。
この辺りは至仏山のおひざ元。
ちょっと時間があるので見本園を周回しました。
この時期は花は少なめでしたが、それでもいくつかの花を愛でることができました。
左から、オニユリ、オトギリソウ、トモエソウですね。
尾瀬ヶ原は湿原というよりはちょっと見た感じ草原のようです。
以前春に行った時とは様相が違ってこれもまたいい感じでした。
この時期のメインの花はキンコウカ、池塘の周りにびっしり咲いています。
そして、池塘にはかわいらしいヒツジグサですね。
さらに、ちらほら顔を出す花は、サワギキョウやネジバナです。
我が家のネジバナは一か月前には枯れていました。
やっぱり遅いんですね。
そのほかにもコバギボウシがあちらこちらに。
黄色い花で背の高いタンポポのような花も・・・
池塘には風があったので逆さ燧は見られませんでした。
残念でしたが、なんとか頑張ってちょっとだけ・・・
うっすらと池塘に反射しています。
空の雲の方がよく見えますかね。
燧ケ岳を見ながら至仏山をバックに尾瀬ヶ原を縦走。
8kmほど歩いて一日目は終了。
ヨッピのつり橋を渡ったら、東電小屋です。
この辺りは熊のメッカなのでちょっと恐る恐る。
クマよけの鐘を鳴らして歩きました。
翌朝は朝霧です。
いい感じに至仏山が見えました。
天気はよさそうですが、今日は夕立注意です。
朝食をとってすぐに出発。
温泉小屋、尾瀬休憩所を経由して三条の滝へ。
温泉小屋のカフェはまだ準備中。
休憩所はコロナなのでしょうか。閉まっていました。
お客さんも少ないし、密を避ける取り組みなのかな???
ここからが結構な急な下りと泥濘です。
運動靴ではちょっと厳しいですね。
また、階段も結構急なので背中に重い荷物を背負わない方がいいかもしれません。
私は宿の東電小屋に荷物を預けてピストンしました。
平滑の滝を過ぎると歩きやすくなります。
しばらくして三条の滝です。
水量の多さに驚きました。
豪快な滝です。
一見の価値はありますね。
帰りは、先ほどの泥濘の道を避けて兎たしろへ向かいました。
急登がありますが、私的にはこのルートがおすすめです。
兎田代はこの時期何の花もなかったですね。
温泉小屋に戻ってきました。
カフェのパラソルが開いています。
素敵な場所ですね。
東電小屋で荷物を拾って急ぎ竜宮小屋へ。途中にホオアカがお迎えしてくれました。
案の定竜宮小屋で雷雨に遭遇です。
こちらでお昼を作る予定でしたが、カップヌードを買って雨宿り。
30分ほどで小雨になったから出発。
雨は小雨でしたがカッパが暑かったですね。
何とか山の鼻に到着。
炊事場で簡単な食事をとって最後は鳩待峠への登りです。
あっという間に二日間の尾瀬が終わりました。
次は至仏山を目的に山の鼻か鳩待山荘に泊まりかな。
また来まーす。
今回初めてガーミンインスティンクトの登山モードで二日間ログを取りました。
宿泊地で一度停止し、朝再開しました。
何の問題なくヤマレコに1泊2日のルートをアップできました。
二日間GPを使ってみると、おおよそ満充電の半分の量が消費されました。
三日くらいの登山ならばばっちり使えそうですね。
ログはガーミンインスティンクトで、地図はヤマレコマップの地図表示で確認ということで、スマホは一日十分持ちます。
予備のバッテリーがあれば、小屋での充電の必要はありませんした。
ガーミンインスティンクトデリュアルパワーはおすすめですね。