ガスガスの状態から、一転雲の上は絶景の草紅葉でした。
紅葉情報が届き始めた西吾妻山に行ってきました。
西吾妻山は吾妻連峰の最高峰です。
いくつかの登山ルートがありますが、一番山頂に近い登山口の天元台から登りました。
宇都宮からは東北自動車道、東北中央自動車道を経由して3時間弱です。
今なら東北中央自動車道が無料なのでおすすめです。
午前9時にロープウェイ湯本駅到着。
目の前の駐車場は6割から7割の駐車でした。
ロープウェイ町の人はほとんどいないので、特に並ばずに乗れました。
定員の7割くらいでしょうか・・・
マスクをしてしゃべらずに高原駅へ。
しかし、ここでショックです。周り一面ガスガス状態です。
視界は50mくらいかな・・・
いい感じに色づいているので残念です。
リフト三つを乗り継ぎますが、長袖着てウィンドブレーカーを着ても少し寒かったです。
ここまで、およそ一時間です。ロープウェイも20分おきなので、余裕をもって行動した方がいいですね。
帰りは第三リフトが3時40分です。
間に合うように戻らないと悲惨ですよ・・・
登山道はすぐに登りが続きます。
登れば上るほど色づいています。
これからが見頃になる感じですね。
いよいよ大凹の湿原はキリキリ状態。いい感じに草紅葉なのに残念です。
山頂までこんな感じなのかなとちょっと気持ちがダダ下がり状態です。
でも、時折チングルマやシラタマノキがかわいい姿を見せてくれました。
大凹の水場を過ぎると大きな岩岩の急登です。
濡れていると滑りそうですね。
何とか登りきると、さっきの湿原が顔を見せています。
雲の上に来たんですね。さらに、雲が下がった行くのが見えます。
ラッキーですね。草紅葉が絶景です。
帰りにも見られればいいなと思いながら、山頂を目指します。
この辺りにも池塘があっていい感じの草紅葉です。
目の前に西吾妻山の山頂と梵天岩が見えてきました。
さっきまではガスの中で見えなかったようです。
いいタイミングでした。
すぐに梵天岩です。
こんな大きな岩がごろごろしている場所はあまりない感じですね。
岩の上からの眺めは最高でした。
雲海の中に山々の山頂が島のように顔を出しています。
さらに進むと天狗岩です。
広い石の広場ですね。
神社が奉納してあります。
ここからは、西大巓の見えますし、雲海の中に飯豊山も顔を出していました。
さらに進むと西吾妻山荘です。
トイレが完備なのでいいですね。
田中陽希さんが300名山の時に泊まった小屋ですね。
ほどなく西吾妻山山頂です。
こちらは眺望がありませんが、道中時折紅葉の中に雲海と山頂が顔を出します。
先ほどの大凹の湿原の草紅葉が帰りははっきり見えました。
笹の緑と草紅葉がいい感じでマッチしています。
ちょうど見ごろですね。
時間に余裕がありそうなので、人形石を除いて帰りました。
帰りのリフトはまたガスガスでした。
係りの人に聞くとこの辺りは一日中こんな感じだったとのこと。
山頂付近に雲が無くて本当にラッキーでした。
10月からは、ロープウェイとリフト券に温泉とタオルが付いて2500円となるようです。
今日は3800円だったので、格安ですね。
紅葉はこれからどんどん降りてくるので見頃ですね。