素晴らしい天気と見頃の紅葉の中、蔵王山を満喫しました
いろいろなアドバイスを受けて、初日は熊野岳とお釜巡り。
二日目は南蔵王縦走路を歩くことに決めました。
結果的に日本百名山登頂、お釜見物、紅葉の絶景南蔵王を堪能できました。
行程の詳細はヤマレコで確認してくださいね。
初日は2時間、2日目は7時間の山行です。
宇都宮から車で片道3時間半ですが、初日はのんびり8時半発。
2日目はさすがに午後8時到着です。
1日目:日本百名山蔵王山頂とお釜
のんびり出発したのは、刈田岳山頂駐車場の渋滞を避けるためです。
紅葉始まりの日曜日なので午前中は大渋滞と読んでのんびり出ました。
午後1時過ぎにハイラインの入り口。
すぐに渋滞です。20分ほどですみましたがさすがに人気ですね・・・
皆さん観光が目当てなので、第2駐車場を目指します。
空いてたら第4駐車場がおすすめですよ。
歩いて10分でレストハウスです。
トイレを済ませて出発。
目の前にお釜です。
青空の下にお釜が映えますね。
でも、江戸時代に噴火した蔵王山。
危険な火山です。無茶はいけませんし、異変を感じたらどこへ避難するのか確認しましょう。
熊野岳山頂と避難小屋ですね。
お釜を右手に見ながら馬の背を上ります。
光の当たり方や背景で見え方が変わります。
風がないので水面に映る光景も素敵です。
ほどなく熊野岳山頂です。
お社は石の城壁に囲われていますね。
三角点を踏んで日本百名山登頂です。
今回は蔵王だけはちょっと無理ですね。
眺めるだけです。
あそこに蔵王スキー場の懺悔坂と樹氷原コースがあるんですね。
避難小屋は頑丈な石造り。
噴火対策ですね。
石室跡の奥に明日登るどっしりとした屏風岳が見えます。
ここの下りはざれているので転倒注意です。
いい感じに雲海が出てきました。
時間に間に合ったので、刈田岳も登頂。
振り返ると熊野岳とお釜ですね。
今日は2時間弱で日本百名山蔵王山登頂でした。
帰りに見上げたら素敵な彩雲ですね・・・
太陽の近くの雲に光が屈折して見られるものだそうです。
良く見られる現象だということですが、こんなにはっきり見たのは初めてでした。
2日目:紅葉満喫南蔵王縦走路
車はエコーラインの路肩駐車場に停めました。
トイレがないので、途中の駒草平か賽のかわら駐車場でトイレをすまします。
月曜なので朝8時半で5台目くらい。
昨日は午後も満車でした。
昨日と違って紅葉の中をハイキングです。
異様な雰囲気の枯れた木はアオモリトドマツの立ち枯れですね。
蔵王の冬を彩る樹氷をつくるトドマツです。
虫による食害が直接の原因だが、専門家は地球温暖化による気候変動の影響を指摘する。としています。
なんとか食い止めたいですね。
ハイマツの緑と紅葉がいい感じです。
ポツンと見えるのは避難小屋ですね。
前山、杉ケ峰を登り返すと後ろに蔵王山。
前には芝草平の湿原ですね。
なかなか写真にはきれいに映りませんが、屏風岳の斜面も紅葉できれいです。
正面には前屏風岳山頂、奥に見えるのは吾妻山方面ですね。
屏風岳に登ると宮城川側の水引入道の絶景の紅葉です。
右は、南屏風岳とその左に不忘岳です。
今日は予定よりも時間が有ったので南屏風岳に向かいました。
振り返ると右にどっしり屏風岳中央に杉ケ森と刈田岳、右に地蔵岳の絶景です。
雲海が流れて滝雲にもめぐり会えた山行となりました。