雷雨前の午前中勝負です

帰り道はゲリラ豪雨でした・・・
この時期はいつ雨が降るか分からないので朝は早めにですね
山頂まで2km約2時間
登山口まで砂利道が20分ほど続きます
昨日の豪雨でかなり土砂が流れて荒れていました、落石も有り運転注意です
駐車場はトイレ前に30台くらい、登山口に15台くらい停められます
この日は平日ですが登山口駐車場は10台程度です、トイレ前の駐車場は利用者無しでした


福島県版の熊出没注意の看板が怖い
昨日の雨の影響なのか沢の水が豊富です
登山道はしっかり整備されており、ぬかるみなども有りませんでした
この時期はゴゼンタチバナロードとなっています


道の両側に可愛らしいゴゼンタチバナが満開です
小さい花ですが、ヤエムグラやヨツバムグラ、ズダヤクシュも華を添えています
小田代はアズマシャクナゲ満開
1時間半ほどで小田代です
いきなり、コバイケイソウとワタスゲで期待させてくれます


遠くに見えるのは日光連山です
咲き出したばかりのみずみずしいアズマシャクナゲがいいです


ここからは30分ほどで山頂の湿原です
コバイケイソウとワタスゲのコラボ


コバイケイソウは3年に一度くらい開花します
今年は立派に開花していました
ワタスゲも今年は当たり年
大小の白い花が一面に咲いていてお見事です
埋め尽くす小さな高山植物
木道の両脇には、様々な色の高山植物が顔を見せています


ムラサキのタテヤマリンドウにピンクのヒメシャクナゲそしてトキソウがいっぱい
真っ赤なのはサワランですね。オノエランも見つけました


山頂付近には、イワカガミやミツバオウレンも残っています


白く小さいのはツマトリソウチングルマの綿毛もアチラコチラに


避難小屋から少し先に行くと、この辺りの固有種オサバグサがかろうじて残っていてくれました


帰りは木賊の湯で汗を流し疲れを取りましょう


川原に湧き出す温泉です
平安時代から千年以上使われてきているとのこと
大水で流されるたびに、地元や各地の温泉好きの寄付で改修されているそうです


足元から約45℃の温泉が湧き出しています
手前が熱く、奥が少しぬるくなる工夫がされています
全く加水されていないのがオススメです
田代山の花と木賊の湯で檜枝岐のもう一つの尾瀬を楽しみましょう