茶臼岳はその堂々たる風貌から那須山の主峰と呼べる山。紅葉時のロープウェイ渋滞は辟易
那須岳の登山ルートスライドショー
那須岳という山はない。茶臼岳と朝日岳、三本槍岳を併せて那須岳と呼んでいる。その中でも栃木県人ならず多くの登山家や観光客から愛着が深いのは茶臼岳でしょう。
茶臼岳には、ロープウェイ山頂駅からなら老若男女誰でも頂上に立てる山なんです。正規ルートはロープウェイ乗り場の先の峠の茶屋から峰の茶屋へ登り山頂を目指すのルートになるかと思います。
今回紹介するルートは、紅葉時の大渋滞を避けて、ゆっくりと那須の紅葉を堪能できるルートです。
沼ッ原湿原の駐車場はかなり広く満車にはなりません。もちろん無料です。茶臼岳までは登りが長くなりますが、ロープウェイの渋滞を考えれば、こちらから登るをおすすめします。
駐車場に車を止めて、一旦沼ッ原に降りてから、茶臼岳方面に登ります。ルートは案内もありますし、明確な登山路なので道迷いはありません。
だんご3兄弟ならぬ、きのこの仲間でしょうか。可愛らしい植物が有りました。
しばらくは林の中を登っていきます。上の方に紅葉した葉が目立つようになってきます。
山斗小屋温泉方面への分岐を過ぎてしばらく登ると堂々たる茶臼岳が顔を見せます。この辺りは姥ヶ平と呼ばれ紅葉の名所です。那須の素晴らしい紅葉をご堪能ください。
姥ヶ平の中心です。大きな石の表示があります。これからどんどん紅葉が進みます。日光の黄色の江葉に対して、那須は赤の紅葉が綺麗です。
牛ヶ首と呼ばれる場所です。この稜線が牛の首のように見えるんですね。もちろん牛の頭は茶臼岳です。牛の首を登っていくとその先には南月山、白笹山へと続きます。往路を下山するのでなく、そのルートでも沼ッ原駐車場に向かえます。
茶臼岳は強風で有名な山です。風もそうですがすぐに切りが巻いてきます。今日もあっという間に切りが湧いてきました。
急ぎ足で南月山から白笹山方面に下山しました。