千手が浜のクリンソウは見事です。黒檜岳登山と合わせていきたい。
中禅寺湖の西岸に千手が浜が有ります。
ここは、車では行けません。
ここに来るには、いくつかのルートが有ります。
歩く場合のおすすめは、竜頭の滝の入り口反対側にある旧菖蒲が浜スキー場の駐車場から歩くコースです。
約1時間中禅寺湖の岸を歩きます。
バスでくる場合は、三本末の駐車場に車を止めてバスに乗ります。
朝のうちは込み合いますので注意が必要です。
通常の週末は8:00スタートですが、この時期は朝の4時から運行しています。
詳しくはバス会社に確認の上乗車ください。
30分歩ほどで、千手が浜入り口まで運んでくれます。
ここにトイレが有ります。ここが最終ですので立ち寄りましょう。
バス停付近の川沿いから、クリンソウがチラホラとみられます。
でも何といっても、千手が浜の仙人庵です。一面に咲くクリンソウは見事という意外に言葉が有りません。
赤やピンク、白などのクリンソウが岸辺にたくさん咲いています。
クリンソウももちろんきれいですが、この時期はサクラソウもたくさん咲いています。
サクラソウのピンクの花も素敵ですね。
クリンソウを見終えたら、釣り橋を渡って黒檜岳の登山口まで歩きます。
登山口付近の川沿いにもクリンソウがきれいに咲いています。
日光開山の祖勝道上人(しょうどうしょうにん)ゆかりの地、約50年ぶりに再建した仏堂「千手堂」が有ります。
千手堂は784年、創建したとされています。基礎の石を残すのみとなっていたため再建されました。
ここを過ぎるといよいよ登山口です。
木に打ち付けられたマークなどを参考に登ります。最初のうちはロープなどがある急登となります。
季節によってはシャクナゲがきれいに迎えてくれます。
全体的には眺望があまりない林間の登山です。
社山への分岐点を過ぎると山頂です。
山頂付近は広い林間となっていますので、迷わないよう地図とリボンなどを確認しましょう。
ほどなく1976mの山頂です。
黒檜岳は眺望がないので、4月のアカヤシオ、5月から6月のシャクナゲ、6月のクリンソウの時期に合わせての登山がおすすめです。