戸坪沢ルートのスライドショー
第21座は原始の山と化した荒海山です。平成27年9月関東・東北豪雨で荒海宿からの登山口がかなり荒れているよう、通行止めになってしまいました。登山のレコを見ると荒海宿からの登山は厳しそうです。荒海山は先延ばししようと思っていましたが、福島の戸坪沢駐車場から登るルートがちらほら見られるようになりました。
戸坪沢駐車場は121号線から檜枝岐方面に向かい道の駅番屋の手前にある駐車場です。雪の際のチェーンをつけるために有る駐車場です。ここは、福島県のwi-Fiフリースポットになっていますので便利です。入山口には入山禁止の看板があります。自己責任で登ることになります。
沢を渡り、尾根に取り付いて暫く行くと旧登山道に合流します。山頂直下のロープ場は慎重に上り下りすれば危険はありません。ここまでが新ルートとなります。踏み跡とリボンの目印を見逃さないように注意して登ります。
途中に見られるイワカガミなどの高山植物に癒やされながら朽ち果てた山小屋を過ぎると、360度の眺望がある山頂です。阿賀野川源流の石碑「大河の一滴ここより生まれる」も待っていてくれました。荒海山は双耳峰なので西峰の山頂から藪こぎ15分すると東峰の山頂も登頂できます。
素晴らしい眺望と阿賀野川源流の石碑を目の当たりにして、荒海山の険しさと素晴らしさが実感できる登山でした。