日光白根山どっしりとした佇まいは、栃木県の最高峰にふさわしい
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栃木百名山第80座の日光白根山は栃木県の最高峰2578mです。栃木県と群馬県の県境にそびえる堂々とした姿は栃木県の最高峰にふさわしい。また、白根から眺める絶景も筆舌に尽くしがたく、何度でも訪れたい山の一つです。何度でも登りたい山の理由の一つは丸沼ロープウェイを使ってもよし、菅沼や金精峠日光湯元などから登ってもよし、老若男女自分の体力や技術に応じた登山ルートがあることがあげられます。今回は丸沼ロープウェイを使った奥白根往復のルートを紹介します。
- 丸沼ロープウェイを利用するとあっという間に標高1999mの山頂駅に到着します。もうそこは2000mの高山帯です。コマクサやシラネアオイ、シャクナゲなどたくさんの季節に応じた高山植物が出迎えてくれます。そこから奥白根山頂まではもう標高差約600mです。行程およそ3kmで約3時間の登山となります。山頂まで行かなくても、ハイキングコースを歩いて足湯に入ったり、眺望を見るだけでもおすすめです。
- 山頂駅からはハイキングコースを進みます。2200m位までは林間で斜度が急でないので、ここでペースをつくりましょう。周りの植物や林間からの眺めを楽しみましょう。ここを過ぎると斜度が急になってきます。地獄薙と呼ばれる場所です。一歩一歩自分のペースで登りましょう。
- 左が尾瀬の燧ヶ岳、右は遠く太平洋側の地平線です。こんな絶景を堪能できるって素晴らしいですね。何度も訪れたくなる景色です。
- 今回はシャクナゲが咲いて待っていてくれました。奥白根山頂までは、がれ場を進みますので、靴底のしっかりした運動靴が必要です。山頂までは登りが少し急になりますが、一歩一歩進みましょう。週末は大勢の登山客が訪れますから、山頂は大混雑です。お昼は山頂を避けて取ると良いと思います。
- 五色沼を眺めながらの昼食がおすすめです。ここからは弥陀ヶ池に降りるルートと五色沼を周回するルートがあります。時間と体力に応じてコースを選択しましょう。今回は弥陀ヶ池に下る最短ルートを選択しました。下の写真が弥陀ヶ池です。
弥陀ヶ池までくれば後は、ハイキングコースとなります。ルートはたくさんあるので、ロープウェイに乗り遅れないように下りましょう。できれば、天空の足湯で疲れを癒やしてからロープウェイに乗れるよう時間に余裕をもつのがおすすめです。