栃木百名山を始めた思い出の鞍掛山を再訪しました。
ここ古賀志山の北ルートにある、鞍掛山は私が栃木百名山を踏破する記録の最初を刻んだ山です。
この山から、栃木百名山の歴史が始まりました。思いで深い山です。
以前はできるだけ歩く距離が少なく楽に登れるようコースを選んで登りました。
今回は、前回の登山口まで、1時間程度かかるのですが、赤川ダムの駐車場から開始です。
途中、長倉山の山頂を踏んで鞍掛山登山口に着きました。
ここから鞍掛山にいよいよ登りますが、途中からは結構な急登になります。
登山道は東、中央、西の三つの登山道があります。
前回は、西登山道から登り中央登山道を下りました。
今回は、東登山道から西登山道を辿るルートを計画しました。
東登山道は西登山道のような鎖場はありません。比較的歩きやすい登山道です。
ちょっとした岩場がありますが、それはそれで、ワクワクするような登山道です。
振り返ると、古賀志山の山頂が堂々とそびえています。
こんな感じの岩場を過ぎると、鞍掛山の絶景ポイント大岩です。
晴れていれば遠く富士山まで見える展望地です。
残念ながら天気が良すぎで、霞んで富士山は見えませんでした。
ここで、お昼です。
最近お気に入りの、メスティン炊飯です。
ガスバーナーで4分の予備加熱後は、固形燃料25gの半自動炊飯です。
美味しく炊くには、風防版が必須です。
おおよそ固形燃料が15分で燃え尽きるのがベストです。
カインズの固形燃料はアルミ箔で覆っているので、それをはがすのがポイントですね。
大岩からの下りは、梯子のある危険ポイント。
真剣に下ります。
下ると正面に雪を冠した高原山がきれいに輝いていました。
朝は、雲に覆われて見えませんでした。
雪が降っていたのでしょうね。山頂は真っ白です。
馬の背のなだらかな登山路を進むとほどなく正規の山頂です。
林間で眺望はありません、スッとするーして奥の院です。
ここからが鞍掛山のメインスポット。
長い鎖場です。
固定された鎖場が100m程続きます。
しっかりした鎖なので体重をかけても安全です。
枯葉の時期は、登りで使用するのがおすすめですね。
急坂を下ると鞍掛山神社です。
ここの神社はお社は無く、岩の割れ目の奥がご神殿です。
中は、写真ではどうなっているか分かりませんでした。
帰りは、天狗鳥屋の山頂を踏みました。
古賀志山の中尾根と、赤川ダムが展望できるので、往復10分間寄り道しましょう。
高気圧に覆われ、冬晴れでほぼ無風の登山は、栃木百名山完全踏破の第1座にふさわしい登山となりました。