大谷七名山の存在は知りませんでした。
今回御止山と戸室山の2座を歩いて制覇です。
御止山は下から何回も眺めました・・・
登れる山などとは思ってもいませんでした。
大谷寺の中からしか登れないんですね。
拝観料500円を払ってから登るんです。
戸室山の存在は知っていましたが、まさか登ることになるとは・・・
こちらが戸室山です。
標高は228mです。
登山口は向かい側なので、姿川沿いに南下します。
この辺りには大谷石を掘った穴がたくさんありました。
大きな岩の上に祠があります。
大谷石で賑わっていたころにつくられたのでしょうか???
20分ほどで登山口です。
大きな鳥居が二つ、苔むした参道を登ります。
10分ほどで戸室山神社です。
明治44年に奉納された石碑です。戸室山鳴雷神の文字が見えます。
大きな拝殿ですね。
神社の裏手が登山道になっています。
ここからは大谷石特有の岩場です。
この時期は落ち葉もあるので注意してくださいね。
お手製の目印があります。
踏み跡もあるので、道迷いは大丈夫かな・・・
こんな大きな穴も開いています。
山頂手前に大きな岩です。
この辺りが一番の眺望です。
皇海山も見えました。
そこから少し南に歩くと山頂です。
三角点もあります。
眺望は有りません。
その少し南に今度は宇都宮市が見通せる岩場があります。
こちらもぜひ行きましょう。
踏み跡もしっかりあります。
ちょっと霞んでいましたが、宇都宮市の中心部とカンセキスタジアムが分かりますね。
下山は元に戻ります。
下りの方が落ち葉で滑るので注意です。
下って少し歩くと、古賀志山の雄姿ですね。
駐車場に戻ってきました。
ここから、大谷寺を経由して御止山に登ります。
天狗の投げ石がありました。
こちらの投げ石を投げた天狗は、先ほど登った戸室山に住んでいたそうなんですね。
石畳を平和観音に向かいます。
途中には、親子ガエル、スルス岩などの面白い石がたくさんあります。
ここを過ぎると日本遺産の大谷寺です。
ここには日本最古の摩崖仏があります。
栃木県のホームページには、こんな風に記載されています。
宇都宮市にある大谷寺のご本尊、大谷観音(千手観音立像)は、平安初期の816年(弘仁7年)、弘法大師の作と伝えられており、日本最古の磨崖仏ともいわれる。 国の特別史跡と重要文化財の二重指定を受けている。
拝観料は大人500円です。
一度は見たい石仏ですよ。
こちらの本殿の中に安置されています。
他にも多くの大谷石の石仏が祀られています。
大谷石は彫り物がしやすいので残っているのでしょうね・・・
千手観音やお釈迦様薬師三尊などの石仏は撮影禁止です。
庭園に回ると弁天様と白ヘビがありました。
朱塗りの橋を渡るとこちらに出会えます。
弁天様にお参りして、白ヘビの頭をなぜるとご利益があると言われています。
ここを過ぎると奥の池の旗に登山口があります。
午後4時で閉じるので注意してくださいね。
御止山の由来が書いてありました。
この上でマツタケが取れたので、一般人はここで止められたことから御止山なんですね。
この赤い橋は渡れないようです。
その先にはいくつかのお墓があります。
ここから10分ほどで山頂です。
こちらは文化遺産なので手すりなどが作れないようです。
落ちないように注意してくださいとのことです。
目の前に大谷の多気山や古賀志山、鞍掛山などが見られます。
展望がこんなにいいとは思いませんでした。
こちらには大正天皇が訪れた碑があります。
ここから眺めたんですね。
古賀志山の雄姿や大谷の奇岩群が眺められますよ・・・
ぜひ一度は登ってくださいね。