登るのは大変つらかったけど、また登ってみたい山が3つあります。
3つの山ともに、ほぼ1日がかりの登山です。
大佐飛山は、なんといっても天空の雪の回廊と、雪をかぶった那須連峰の展望です。
黒岩山は曇りで展望がなかったので、ぜひもう一度登りたい山です。
途中の鬼怒沼湿原まででもいいのですが、やはり黒岩山まで行きたいのです。
日留賀岳は初雪の登山でした。
山頂からの360度の眺望は忘れられません。この3つの山の中では比較的登りやすい山です。
天空の雪の回廊を歩く大佐飛山
山と高原地図を見ると、大佐飛山へのルートは地図にありません。
黒滝山までではルートが有りますが、その先は環境省の自然保護地域だからなのでしょうか?
もちろん、黒滝山から大佐飛山までは、夏場は藪で相当な覚悟がないといけません。
冬は冬で大雪で登れません。
3月下旬から4月にかけてわずか1ケ月だけ現れる天空の雪の回廊。
その上を歩いて大佐飛山に登れるのです。
そんな大佐飛山は雪の中ですが、麓では桜が咲いています。
登山道にはショウジョウバカマも咲いています。
板室温泉が麓にありますので、泊って早朝出てもよいし、帰りに温泉に入るのもここの登山の良さです。
そして、晴れていると素晴らしい那須連峰が迎えてくれます。
大佐飛山は足が棒のようになり、太ももが何回も釣りそうになりましたが、また訪れてみたい山の一つです。
日本最高の高層湿原鬼怒沼と奥鬼怒温泉黒岩山
ほぼ12時間の行程で、足が動かなくなりそうだった黒岩山。
そんな黒岩山ですが引き付けるものが3つあります。
一つは眺望が見られなかったことです。早朝から雨交じりの中登ったこともあり、展望が開けるはずの山頂の眺望はありませんでした。
栃木百名山の中でも遠い山に入る黒岩山、私にとっては最後に登庁した山なのです。それなのに、眺望が有りませんでした。
ぜひ、再び訪れて景色を眺めてみたいです。
二つ目は高層湿原鬼怒沼です。
こんなところに湿原があるなんてびっくりです。さらに、奥白根や尾瀬の燧岳の絶景も最高です。
ぜひ、花の季節に再訪したいそんな湿原です。
そして、奥鬼怒の温泉です。八丁の湯と加仁湯は入ったので、今度は日光沢の温泉につかりたいです。
端正な形で絶景の日留賀岳
たまたま登った日が初雪の日でした。
山頂近辺には霧氷がついてまるで桜が満開のようでした。
日留賀岳は標高差が1100mあるので、なかなか上らずに結局最後の5山に残ってしまった山です。
しかし登ってみると、急登はありますが、林道歩きもあり適度に休み休み登れる山でした。
そして、なんといっても山頂から見る眺めは最高でした。
山頂には石でできた祠が祀られています。
地元の方の振興の度合いを垣間見ることができました。
今度は春の花の時期に訪れてみたい山です。