ラピッドサイクラーだと認識しています。いつも突然うつがやってきますが、もしかするとその前に予兆があったようです。
双極性障害と診断されて炭酸リチウム(リーマス)を中心に薬物療法をしています。
年に数回ですがうつがやってきます。
最近読んだ本で自分の症状がラピッドサイクラーと呼ばれる状態に近いと思いました。
双極性障害はうつ病よりも厄介のようなことも学びました。
最近まで双極性障害のうつは、季節の変わり目などに何かのエピソードがあると突然来るとの認識でした。
この2月にガーミンのスマートウォッチで心拍数を測るようになったら、新たなことに気づきました。
うつに入る前のそう状態の時に、高ストレス状態が続いていたのです。
どうも、その状態が続いてガーミンが言うボディーバッテリが貯まらないときに、何か心をゆすぶるエピソードがあるとうつに転移するのかなとの思いが強くなりました。
ボディーバッテリを計測したのはまだ2か月ですが、はっきりと違いが分かるので驚きでした。
次のような時に、心拍数が乱れるのでしょうか、高ストレス状態になりボディバッテリーが充電できなかったり、消費量が少なかったりするのです。
- そう状態でなんにでも挑戦している時
- うつ状態からそう状態に転移し寝付かれない時
- 眠れないので睡眠導入剤を飲んだ時
そう状態でなんにでも挑戦している時
そう状態になるといろいろなことに興味をもって取り組むことが多くなります。
今回はガーミンウォッチを買ったので、うれしくて散歩で1万ぽ歩いた後に、1km走るなど数日間行っていました。
特に体力を使いすぎたとの認識はなかったです。
同じ時期にメスティンを買いました。
固形燃料1個でおいしい炊き込みご飯ができるので、毎日のように近くの河川敷に出かけて散歩とメスティン炊飯をやっていました。
今思えばその時にボディーバッテリーやストレスについてもっと見ていれば、うつへの転移が避けられたか、軽いうつでやり過ごせたのかもしれません。
うつ状態からそう状態に転移し寝付かれない時
今回はいつもよりうつ状態が長く続いたので、新たな抗うつ剤を処方してもらいました。
左はうつの時にボディバッテリーです。
薬は飲んでいても横になっていたので、睡眠時に充電は100になりました。
しかし、昼間にかけてボディバッテリーはかなり消費されています。
そして、右がそうに転じたときです。
チャージが0です。チャージできないから消費も0です。
寝ていても高ストレス状態なのです。
これに気づいたので、医者に睡眠導入剤を処方していました。
飲んだその日から眠れました。
眠れないので睡眠導入剤を飲んだ時
しかし、睡眠導入剤で眠れた時も実は全然ボディバッテリーは充電されていなかったのです。
寝ていても心拍数は安定せず、高ストレス状態でバディーバッテリーは10以下でした。
試しに睡眠導入剤を止めてみました。
眠れませんでしたが、突然ボディーバッテリーが充電されたのです。
上の状態です。
寝ていなくても心拍数が低く安定し休息状態でした。
あんな小さい薬ですが、心拍数の変化に大きく作用されていたようです。
大きな驚きでした。
振り返ってみると、そう状態で何かに夢中になっていた後に大きなストレスを受けるとうつに転移することが多いような気がしてきました。
まだ、ボディーバッテリーの測定は2か月なので本当にそうなのかは分かりませんが、少なからず影響は間違いなくあるようです。
うつへの転移の誘因現象
仮説ですが、ボディーバッテリーが低いときに大きなストレスがかかるとうつに転移するようです。
ボディバッテリーが高ければストレスへの耐性もあるのかもしれません。
これまでどんなストレスでうつに転移したかを思い出しました。
- 株や投資信託で大きな変動が起きた時
- 登山で思いもしないトラブルに遭遇した時
- 早期退職した職場の近くを通った時
株や投資信託で大きな変動が起きた時
これで、4回ほどうつに転移しました。
いずれも大きく株価が下げたときです。でも、結果的には含み損は増えましたが実質な損はありませんでした。
失敗したと思ったときにもう、うつに転移しました。
その前のそう状態の時に、大きく株に突っ込んでしまったということもあります。
登山で思いもしないトラブルに遭遇した時
こちらもそう状態で週に3回も2週間続けて登山をした時のことです。
そう状態なので気持ちよく起きて、さっそうと出かけました。
でも、その中で2回ほど初めての山の下りで落ち葉に埋もれた急斜面を下るときがありました。
一人なので結構な不安を感じました。
さらにもう一回は、鹿よけの網で登山道から出られなくなり、迷った挙句暗くなってしまったときです。失敗したとの強いストレスを受けました。
そのときにうつにったらどうしようと少し思いました。
一週間後にうつに転移しました。
早期退職した職場の近くを通った時
何ごとなく朝起きて、買い物に行く際に2年前に早期退職した職場の近くを通りすぎました。
その時には何の不安感もなかったのですが。・・・
暫くして、何となく憂鬱になりました。
楽しい買い物も食事もできませんでした。
早く家に帰りたい一心でした。
翌日からうつになりました。
このような経験を振り返ると、私のうつはそう状態で高ストレス状態が続き、ボディーバッテリーがチャージできない状態にあるときに何かの大きなエピソードに遭遇するとうつになるのかなと思いました。
コロナで株価が大きく下げた時にはマイナスが数百万円になりました。
普通ならうつになります。でも、その時にはなりませんでした。
もしかすると、いい睡眠がとれてボディーバッテリーがチャージされていたのかもしれません。
もしも、この仮説が証明できれば今後のうつがある程度避けたり弱めたりできるのではと考えています。
今後は寝ている間も心拍数を測り続けて、ボディーバッテリーのチャージに遭った活動を心がけてみます。
後ほど結果を報告します。