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登山を始めて11年、新しい登山靴に替えました

この靴の欠点はソールが私には硬いことが見えてきました。

今スーパーフィートのインソールで対応できるか試験中です。

今のところ、LOWAバンテージとスーパーフィートのオレンジとの組み合わせがベストのようです。

もちろんこれは私の場合なので、参考までにしてくださいね。

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ここからは過去記事です。

これまでAKUのトレッキングシューズを履いていました。

レローザGTXです。当時の価格は22000円だったでしょうか???

サイズはUK9インチなので、27.5cmです。

やや幅広で履きやすく、くるぶしのフィット感がありました。

約10年履いて靴擦れ等はありませんでした。

下りで人差し指の先端部分に痛みが出ることがありました。

ソールがかなり減ってきたので、約5年目にソールを交換しました。

その後約5年ほど履きました。

ソールが再び減って全体的に靴の痛みもあるので、今回購入に踏み切りました。

購入にあたっては、AKUのアルバトレック ワイド GTXとLOWAのバンテージWXLの選択に絞りました。

実際に石井スポーツで履いて歩いてみて、最終的にLOWAバンテージWXLに決めました。

履き心地はどちらも幅広タイプなので大きな違いはありませんでした。

しいて言えば、紐の締め具合の特徴に惹かれた感じです。

新旧の比較

10年前のモデルなので、当然新しいものの方が優れている点が多いです。

どんな点が進化しているのかを自分なりにまとめてみました。

AKUの新しい製品との比較ではないので、その辺は注意してくださいね。

最終的には何度も履いて自分で決めてください。

足の幅

足の幅については、この写真で分かるようにどちらも幅広です。

履いた感じも大きな違いはありませんでした。

バンテージWXLの方が新しいのでちょっと皮が堅めなのは仕方がありませんね。

靴のサイズ

サイズは石井スポーツで測定してもらい、適切なサイズを選びました。

どちらもUK9なので、27.5cmが私にぴったりのサイズ感でした。

普段の靴のサイズは27.0cmなので、ワンサイズ大きめですね。

履いた感じでは、つま先に若干の余裕がある大きさです。

この余裕がないと、下りの時につま先に負担がかかるので両社の差はあまりない感じでした。

紐の締め具合(先端部)

登山靴を足にFITさせるには、先端部と甲から上の部分で締め方を変えられるかが結構重要です。

靴ひもは先端から締めます。

3つ目のフックまでは下りで足がずれないよう、少しきつめに締める必要があります。

この点ではLOWAの靴が優れています。

ローラーを内蔵して靴紐の滑りをよくしたアイレットを採用しています。(ローラーアイレット)

AKUの方は緩めるにも締めるにも布のフックなので結構力が必要です。

でも、勝手に緩むことはないです。

LOWAは軽い力で広げたり締めたりできました。これは結構楽です。

しかし、逆を言えばLOWAは紐を話すとすぐに緩んでしまうことにもつながります。

これはローバー独自の靴紐のロックシステムが防いでくれました。

靴紐を締めた後に4番目のフックにかけるとロックがかかり弛みません。

甲から上は、改めて別途に締めることができます。

この部分は登りは少し絞めて下りは緩めるのことができるので、とても良い機能と思いました。

AKUの方はそのような仕組みはありませんが、4番目のフックがきつめになっていることで対応していました。

Xレーシング

歩行時にタング(ベロ部)が中央からずれないようにするためのシステムです。

靴紐をタングについている突起にX字に掛けることで、理想的な位置に固定します。

足のフィット感を失わず、快適性をサポートするそうです。

これについては、以前の靴でベロがずれて困った経験がないので、本当に必要なのかは疑問です。

ミドルカットの形状

どちらもミドルカットなので靴善愛の高さはほぼ同じです。

LOWAの靴方が後ろ側が少し切れ込んでいます。

まだ、1回しか履いていませんので、この部分の違いによる差はまだ分かりません。

後ほどレポートします。

ソール

登山においてはソールが滑らないことと、適度な柔らかさがあることは重要です。

特に日帰りの登山用のトレッキングシューズは硬さに加えてしなやかさが求められます。

AKUは5年も履いているのでかなり滑るようになりました。

履いてみるとグリップ感は雲泥の差です。

これについてはどちらもビブラムソールを採用しています。

ソール自体が進化しているので当然新しい方が効果的ですね。

特にソールを横から見てみると違いが分かると思います。

土踏まずとかかとの部分の高さに大きな差があるように設計されています。

この部分が岩場でのグリップ力を強めている感じでした。

下りでの不安が減ったのは一回の登山で実感しました。

アッパー

アッパーの構造はほとんど一緒です。

下部は皮革で上部はゴアテックスです。

そのあたりはあまり進化していないのかと思います。

これまでAKUの製品で内部に水がしみこむことはありませんでした。

撥水・防水

登山靴のアッパーには撥水防水の機能が重要です。

オール皮革であれば防水は問題ありません。

皮革と合成皮革の場合は撥水と防水性能が登山靴選択の重要な項目です。

今までのAKUの登山靴では特に防水性能の問題はありませんでした。

両社とも皮革とゴアテックスでできています。

水を流して違いを比べてみました。

さすが、購入したばかりのLOWAの靴は水を流しても大きな水玉ができて流れてしまいます。

見た目には何も変化がありません。

古い靴は防水スプレーをかけても、はじきますが水玉は小さく流しても若干水滴が残る感じでした。

やっぱり、メンテナンスが重要なのかもしれませんね。

いままでは、本当にたまに防水スプレーをかけたぐらいでした。

今後は水洗いした後に、保湿クリームを塗ってスプレーをかけることが大切だと思いました。

ただし、ゴアテックスの場合は防水スプレーのシリコン系は禁物です。

フッ素系の撥水・防水スプレーでのメンテナンスがよさそうです。

LOWAの靴をこれから何度も履いていくと違いがさらに出てくるかと思います。

インナーソールとの相性には注意

私はショックドクターのインナーソールを愛用しています。

今までも、AKUの登山靴についていたソールを外してインナーソールを入れていました。

この靴でもそのようにして履いていました。

しばらくはあまり感じなかったのですが、冬になってどうも足が冷たくてソールの硬さが気になりました。

比較したところ、LOWAの中敷きはやわらかくて厚いのです。

左が柔らかなLOWAのインナーです。

右は硬めのショックドクターのインナーソールです。

LOWAのこの靴は最初についていたインナーを外すとソールの内側が結構かたいんです。

AKUの靴はインナーが硬くソールの内側はやわらかめで比較するとクッション性もありました。

左がAKUの靴底、見た目でも柔らかそうです。

右はLOWA硬そうですね。

ここが大きく違いました。

LOWAはインナーソールでクッション性を保っている感じです。

それを外して硬めのショックドクターを入れたら履き心地が硬いわけです。

試しにもともとのインナーを入れた状態でショックドクターを重ねてみました。

インナーソールの二重履きは厚みが出てしまうのであまりすすめられないとありますが・・・

今のところは快適です。

さらに私はソルボの横アーチサポーターを履いています。

今回は平地での試し履きなので、山での利用については今後報告します。

やはり厚みがありすぎました。

厚い靴下を履いているので、歩いているうちに締め付け感が強く出てきました。長距離歩くには問題がありそうです。

次はインナーソールの下側の方を薄いインナーソールに変えて実験します。

最終的に

最終的にインナーソールは薄い平らなソールとショックドクターを二枚重ね履きでいい感じです。

この写真の上側の黄色いインナーは薄手の平らなソールです。

下のLOWAシューズについていたインナーソールと比較すると半分の厚さです。

ショックドクターのインナーソールの二枚重ねを比較するとこんな感じ。

やっぱり左は厚すぎですね。

靴ひもを締めると少し圧迫感がありました。

これでしばらく試してみますね・・・

なかなか歳取ると自分の足に靴を合わせるのが大変ですね。

履き始めて半年が経ちました。

足の付け根の痛みは以前よりも緩和された感じです。

あらたな挑戦

やはり足の前部分が硬いので長距離歩くと指の付け根が痛くなります。

ショックドクターはやめて、元のローワのインナーソールに落ち着きました

でも、ヒールカップが弱いので腰痛が心配です。

お店に相談したら、スーパーフィートのオレンジを紹介されました。

後ほどレポートしますね。

いろいろ試した結果、今のところ私の足とLOWAバンデージに合うのはスーパーフィートのインソールオレンジタイプです。

足の裏の痛み無くなりました

膝下の痛みが消えていました

腰痛が無くなりました

スーパーフィートの前半分の厚みによる荷重の軽減とヒールカップにより歩き方の矯正ができたようです。

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