栃木百名山に登るのに必須のギアとあればおすすめなギアについてまとめました
栃木百名山は他の百名山と違い、すべての山を日戻り登ることができます。
「栃木百名山ガイドブック」では、錫が岳と皇海山以外は日戻りで行けるとなっています。
皇海山の庚申山からのルートは庚申山荘に一泊での登山となっています。
私は栗原川林道から皇海橋経由で日戻りで登山ができました。今は道路崩壊でいけません。
登山の猛者は錫が岳を日光湯元や菅沼から日戻りで行ってますが、20kmを超える難関です。
私は丸沼ロープウェイを使い沢コースで日戻りしました。
日戻りで行ければ装備は軽く済みます。
ここでは、日戻りで栃木百名山を制覇するために必要なギアということでまとめました。
栃木百名山をすべて安全に登るために必ず必要なもの、あったらいいものという視点でまとめました。
必須ギア
- 登山靴
- カッパ
- ザック
- 地図・方位磁針
- 手袋
- ヘッドランプ
- チェーンスパイク
- 防寒具
栃木百名山を登る際に低山でも2000m近い山でも必ず必要なギアです。
ミドルカットの登山靴
ミドルカットの登山靴は最終的に絶対必要になります。
もちろん最初のうちの低山は運動靴でも登っていました。
しかし、がれ場や岩場のある山は登山靴は必要です。
最近はやっているローカットのトレッキングシューズでもほとんどは行けますが、次の山はやはりミドルカットが必要かと思います。
いずれ必要になるのならば、早めに購入しましょう。
大佐飛山は春の圧雪の中を歩きます。
圧雪とは言え雪は積もっていますから、ローカットでは靴の中に入り濡れてしまいます。
濡れてしまったら凍傷などの危険もあります。
インソール
登山靴を買ったらインナーソールを併せて購入しましょう。
登山靴にはインソールが最初からついていますが、やはり膝や腰の負担を軽減し、年齢相応の足の痛みを少なくするためには自分にあったインソールを探しましょう。
私は最終的にショックドクターのインナーソールがあっていました。
でも、靴を変えるた時に足の痛みも経験しました。
今は、薄いフラットインソールとショックドクターを二枚重ねで快適です。
防水撥水透湿性能の高いカッパ
カッパも低山でも必ず必要なギアです。
どんな山でも突然の雨に対応しなければなりません。
それと雨具があれば強風や低温時の防寒具にもなります。
ゴアテックスなどの防水撥水透湿性能の高いカッパは必ず用意しましょう。
併せてザックカバーも準備しましょう。
雨でザックがの中身が濡れてしまうことはとても危険です。
地図
登山では必須ですね。
必ず紙の地図は持ちましょう。登山アプリで作成した計画を印刷したもので十分です。
私はさらに登山アプリを必ず携帯しました。
GPSがついているので、自分の現在位置が分かります。
どんな低山でも道迷いは有るので、地図は必ず持ちましょう。
さらに、「栃木百名山ガイドブック」には何回もお世話になりました。
方位磁針
方位磁針は地図と併せて必須のアイテムです。
私は最初の頃は使いましたが、そのうち使わなくなりました。
理由はスマホのGPSで位置や進む方向が分かったからです。
ただし、スマホの充電が切れたり地図のダウンロードができなくなることもあるので、方位磁針は必須です。
地図アプリは自分にあったものを利用できるといいですね。
スマホのアプリと共に必ず必要なものは、予備のバッテリーです。
紙の地図があっても、やはり頼りになるのはGPSです。
GPSは邪道という考えもありますが、安全のためには必要ですね。
でも、一日使うと充電が切れてしまうことはしばしばです。
特にログを撮ってヤマレコなどのSNSに載せる場合はバッテリーの消耗が激しくなるので、一日分の予備バッテリーは必須ですね。
腰のベルトのしっかりしたザック
ザックは何でもいいと思っていましたが、腰のベルトがしっかりしていればかなり腰や肩の負担が軽減されます。
特に黒岩山や大佐飛山、牡鹿岳などアプローチの長い登山では重宝します。
日戻りが原則なので、容量は30Lから40Lがおすすめです。
手袋
手袋も必須アイテムです。
一番は怪我への対処です。
転ばないと思っても岩場や落ち葉で転ぶことは何回もあります。
手袋をしていないでけがをしたこともありました。
安全に登山するには手袋は必須です。
冬雄登山は防寒にもなります。
大佐飛山は雪山なので厚めの手袋(スキー手袋)が必須です。
チェーンスパイク
たった一度しか使いませんが、大佐飛山に登る際には必要です。
冬靴は持っていませんからアイゼンは使えません。
チェーンスパイクがあれば何とか行けます。
もちろんスノーシューやワカンなどがあればなおいいかもしれません。
ヘッドランプ
ヘッドランプはもしかすると一度も使わないかもしれません。
でも、ちょっとでも道に迷って時間が経過してしまうと日が落ちてしまうことがあります。
そうなったらヘッドランプがないと移動できません。
使わなくても必ず購入して、時折チェックしてください。
防寒具
防寒具も必須です。
登山口はあったかくても2000mの山頂はかなり温度が低くなります。
風が吹けば体感気温はさらに下がります。
防風はカッパでしのげますが、寒さはしのげません。
私はユニクロのダウンは着なくても必ず携行しました。
おすすめギア
- ストック
- 保温水筒やバーナー
- ゲイター
- 帽子
なくてもいいけど、あった方がおすすめなギアです。
必要に応じて準備してください。
ストック
最初は一本でしたが後半は2本使っていました。
足腰の負担軽減と下りの滑り止めに必要です。
もちろんなくても登れますが、一度使うと話せないグッズでした。
保温水筒やバーナー
こちらも必須ではありませんが、山頂で飲むコーヒーやラーメンは疲れを癒し楽しさが倍増します。
もちろん、冬場の登山では暖かいお湯はありがたいですね。
バーナーでお湯を沸かすのは結構大変だという方は、サーモスやモンベルの保温水筒が便利です。
ガスバーナーに着火するのは風の日や寒い日は結構困難です。
そんな時にはプラズマライターが一個あると便利ですよ。
固形燃料の着火も楽です。
ガスバーナーでお湯を沸かすのはちょっと面倒だという方はサーモスなどの水筒が便利ですよ。
ただし、雪の大佐飛山ですとサーモスのお湯でもあっという間いすぐに冷えるので注意してくださいね。
カップヌードルは鍋で煮込んで食べました。
もちろん他にも揃えたいギアは有ります。
登山ウェアーもいろいろあります。
でも、それらは工夫すれば普段着でもなんとかなります。
また、年齢を重ねると腰や膝足の痛みが出ます。
そんな時に必要な膝あてやサポーターなども徐々に必要になる場合もありますね。
常備薬と包帯、テーピングテープなども状況に応じながらそれ得ておきましょう。
でも、そろえるためにはお金もかかりますね・・・
その辺と相談しながら徐々に旬日してくださいね・・・
ゲイター
ゲイターもあった方がいいものです。
なくても何とかなります。
大佐飛山に登る際に積雪がある場合は特に重宝するでしょう。
帽子
帽子は夏の登山にはあった方がいいと思います。
日射病の予防です。
山頂付近の日射量は平地よりも大きいので、特に岩稜体の登山には重宝します。
ほかにも、いくつかのこまごましたアイテムや、メリノウールや登山ソックスなど利用したものはたくさんありますが、それらは後々登山を充実するために調べて購入してくださいね。