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古賀志山のペンキに注意

登山では道迷いが一番危険です

ここ古賀志山は低山ですが道を間違えると絶壁に遭遇してしまいます

そのため、守ろう会の方々が標識を設置したり地図を公開したりしています

しかしながら、勝手にペンキを塗ったり新しい道を作ってしまう方がいるようです

悪意は無いものと信じますが、中止したいです

古賀志山ペンキ遭難誘発注意

勝手につけられたペンキ

ここからは、私が実際に確認した場所を中心に記載します

古賀志山は初心者から上級者まで楽しめる栃木の名山です

週末になると多くの登山者が訪れますが、事故も絶えません

安易に登って滑落や遭難などが無いよう、危険なバリエーションルートを紹介しますので参考にしてください

バリエーションルートとは

ヤマレコはバリエーションルートについて次のように規定しています

登山において一般ルートとは異なり、より登攀が困難なルートのことをいう。

登山道が木道や階段が設置されていたりと、登山道周辺の植生保護の目的と、登山者が迷わないよう標識が設置されていたり、と整備されている登山道のことを一般登山道という。

私は「古賀志山を守ろう会」が公表している地図にあるルートを一般登山道としています

青の実線と赤の実線は初心者にお勧めする登山道です

赤い点線は場所によっては危険を伴うので、初心者の方は一人ではいかない方が良いです

黄色の☆マークは危険な場所で鎖場や岩場が有ります

☆マークの難易度は私が登った経験から次のようにまとめました

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☆マークがあってもそこは一般の登山道です

ここで参考に紹介するのはそれ以外のバリエーションルートです

古賀志山のバリエーションルート

ヤマレコでは、過去に登った方の全ルートを見ることができます

しかしながら、多くの方が様々なルートを取るので全体がオレンジだらけの場所がたくさんあります

GPSの自分の位置を見ながら登っても、登山道を見失うことが度々で怖い思いもしました

そんなわけで私が通ったバリエーションルートと聞いたり調べたりしたバリエーションルートについて記載します

私が通ったバリエーションルート

私が通ったのは①、②、③、④、⑨です

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①は中尾根の1番と2番岩です

どちらもトラロープしかないので正規登山道から外れています

時折事故も有るので経験者以外は避けたほうが良い場所です

巻道があるのでそちらを利用してください

②は天狗鳥屋のげんこつ岩直下の岩場です

ルートが2つ有りますが、どちらもトラロープで高度感が有るので私は撤退しました

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③は滝岩です

結構死亡事故がある一枚岩です

もちろん正面からはクライミングでしか行けません

左に巻き道やロープ場がありますが、そこも危険です

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④は通称コマラ岩と呼ばれています

下から眺めて上からも眺めました

ロープのない垂直の一枚岩です

ここも登っていません

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⑨は行けそうだと思って踏み跡をたどりました

ロープは無いのですが、急登で落ち葉があると結構危険です

近くまで行って確認

⑤、⑥、⑦はその入り口を確認しただけです

⑤は登攀1枚目の写真の登攀ルートの左を迂回するルートです

ここを通った方の話では2mほどの垂直の岩が一か所あるそうです

身長が高く腕の力がないと厳しいと言ってました

実際に行ってきましたがすぐに撤退しました

左の写真が⑤の入り口です

少し上ると右の写真のちょっとした崖

ここは行けそうですが、帰りが嫌なのであきらめました

下の写真の左が⑥の入り口です

右が⑥近辺です

⑤は中岩の下にある雨乞岩と中当山から瀧登山道にでる場所です

垂直の岸壁の間にロープのない急斜面が有りました

3点支持で登れそうですが、ここを下るのは危険なのであきらめています

雨乞岩と中岩を繋ぐ岩場には鎖がかかっていますが、結構危険との話でした

⑥は観音岩(通称マラ岩)に登るルートの下の道です

登攀ルートはもちろん登りません

その周りにはいくつかの登山道が有りますが、すべて危険そうな道なので今のところ未踏です

登攀をしている方が、マラ岩の東に比較的登りやすいルートがあるとのことでした???

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うわさに聞いただけ

うわさに聞いただけのルートは③と⑧です

③は通称滝岩と呼ばれるそうです

北登山道から中尾根コースに登ると岩場の直下に出るとのこと

トラロープがかかっていますが、垂直で危険なルートとのことです

先日も滑落事故がありました

たぶんこの垂直の岩だと思います

⑧は通称カニの横ばい、縦ばいと呼ばれるコースです

背中当山を通り中岩に向かう登山道です

剱岳の難所に例えて名前が付いています

トラロープが有ったり無かったりとの話や滑落の噂の絶えない登山道です

まだまだ、私の知らないバリエーションルートもたくさんありそうです

天狗鳥屋のバリルート

中央の細いオレンジのルートです

前回上から下ろうとしましたが、不鮮明なので下から確認しようとやめました。

今回、下から探しましたが・・・

春から夏の時期は草が茂っているので、ルートが見つかりません。

また、冬に出直します・・・

随時更新しますね

栃木百名山完全踏破の記録はこちら

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