栃木百名山を楽しもう!:体力度が1泊以上の山

栃木県山のグレーディングから体力度が高い山を選び記載しました。

写真の大佐飛山は登山路が明確に地図に記されていないため、栃木県山のグレーディングには掲載されていません。ほぼ中間地点の黒滝山が体力度4(1泊以上が適当)に出てきますので、詳しくはそこで紹介します。

山の名前は登山の記録にリンクしています。

体力度7(1~2泊以上が適当)

皇海山

体力度7には皇海山が上げられています。皇海山は銀山平から登るルートと群馬県の皇海橋から登るルートがありますが、ここで記載されているのは銀山平からの周回ルートです。(ルート中に宿泊施設がありますが、宿泊施設からの行程が長く、登山者によっては日没までに下山できなくなくなる恐れがありますからご注意ください。)との注意点が付されています。

このルートは危険度もDで難易度が一番高くなっています。滑落や行方不明者も耐えることがない危険なコースです。このルートが皇海山のクラシックルートと言われていますが、それなりの体力と技術装備が必要です。

私は皇海橋から不動沢を登り、不動沢のコルから皇海山に登るルートで登頂しました。このルートならば体力度は3程度かと思います。

皇海橋の登山口はトイレも有りよく整備されていますが、駐車場までの林道はダート道路で、車によっては底を擦ったりパンクの恐れがあるので十分注意が必要です。

鋸山

鋸山は栃木山のグレーディングには掲載されていません。庚申山から皇海山に向かう際にたどる山ということから、このルートですと体力度7に分類される山だと考えます。

私は皇海橋から皇海山を登頂した際に鋸山を登頂しました。体力度は3くらいですが、危険度はやはりDになる山だと思います。90度に近い鎖場や岩峰を登り山頂に到着しますが、下りは本当に危険な山だと感じました。

体力度6(1~2泊以上が適当)

黒岩山

体力度6には黒岩山が上げられています。女夫渕から鬼怒沼を通るルートです。皇海山と比較すると危険度はBと低くなっています。 (ルート中に宿泊施設がありますが、宿泊施設からの行程が長く、登山者によっては日没までに下山できなくなくなる恐れがありますからご注意ください。)との注意点が付されています。

女夫渕からもなんとか日帰りは可能ですが、私は八丁の湯に1泊して登りました。

夏の日の長い時期でも帰りは夕方6時を過ぎてしまいました。八丁の湯に宿泊だったので暗くなる前に戻れましたが、女夫渕からでは厳しかったと思います。総歩行距離25kmを超える超ロングルートでした。

男鹿岳

塩那道路の那須側の入り口(深山園地)から登る男鹿岳は栃木県山のグレーディングに掲載されていません。大佐飛山と同様明確な登山道として認められていないのでしょう。

でも、栃木百名山の一座ですから完登するには登らないとならない山です。延々と崩壊した塩那道路を12km歩いてから山に取り付きます。結構な藪の中を踏み跡を外さないように進むと明確な登山道が現れます。ここからは、道迷いなくそう時間もかからず山頂です。

歩行距離23km越え、10時間を超える登山は体力度5から6に位置する山かと思います。

体力度5(1泊以上が適当)

体力度5には湯元からの錫ヶ岳、二荒山神社若しくは梵字駐車場からの女峰山、峠の茶屋からの大倉山が上げられています。錫ヶ岳は危険度Cで他はBとなっています。錫ヶ岳と女峰山には(当該ルートは体力度4以上ですが、ルート中に宿泊できる小屋やテント場がありません。登山者によっては日没までに下山できなくなる恐れがありますのでご注意ください。)と付されています。大倉山には(当該ルートは火山またはその周辺の山です。登山前に火山情報を確認してください。)と付されています。

錫ヶ岳

錫ヶ岳はここに記載されている湯元ルートや丸沼ロープウェイルートなどいくつかあります。いずれも日戻りでは登れないルートなので諦めていました。しかし、丸沼ロープウェイから一度沢に降りて、沢沿いを登り途中から水場に取り付くルートが開拓されました。

このルートなら日戻りでいけるということでチャレンジしました。沢からの取り付きを間違えなければなんとか登れるルートです。錫ヶ岳に登頂できたことによって、百名山完登が考えられるようになりました。このルートは体力度3程度になるかと思います。

大倉山

大倉山は体力度5に位置付けられています。峠の茶屋駐車場からのルートで注意点が付されていないので三斗小屋一泊のルートと思われます。

私は福島県の大峠から大倉山往復を日戻りで登りました。このルートであれば往復7時間、歩行距離11kmですから体力度は3程度になるかと思います。体力度は低いのですが結構霧が出やすいルートのようです。写真のように霧がでるので、位置確認をしっかりして登りましょう。

体力度4

体力度4には、庚申山、黒檜岳・社山の縦走、大真名子山梵字駐車場から周回、霧降高原レストハウスから女峰山、鬼怒沼山、湯元から白根山、光徳から太郎山、光徳寺から黒滝山、小山氏宅から日留賀岳の9ルートが位置付けられています。

庚申山

銀山平から庚申山は体力度4で危険度Cとなっています。銀山平から登山口まで舗装道路を4km歩くのが体力度を消耗させる原因となります。時間に余裕を持ってゆっくり歩きたいところです。山頂手前の猿田彦神社からお山巡りコースと胎内巡りコースに分岐します。お山巡りコースが危険度Cなるのかと思います。

私は往復胎内巡りコースを選択しました。それでも、写真のようなハシゴ場や鎖場がありました。山頂からは目の前に皇海山が望めるのですが、流石に体力は余っていませんでした。

日戻りで皇海山に行った方に何人か会いました。皆さん、足を止めたら歩けなくなると言いながら早足で降りていました。

黒檜岳社山縦走コース

このルートは社山から見ると一度は行ってみたいコースなのですが、日戻りではかなり厳しいのでまだ歩いていません。

社山と黒檜岳は日帰り可能の体力度2のルートなのでそれぞれ単独で登りましたがここでは割愛します。

大真名子山周回コース

大真名子山梵字駐車場周回コースは、志津乗越まで道路を歩き大真名子山、小真名子山帝釈山と周回して駐車場に戻るルートです。小真名子山は栃木百名山ではないので、大真名子山だけをピストンで登りました。

それでも、梵字駐車場と志津乗越の間が5km有るので、総歩行距離は12.5kmです。体感では体力度3でしょうか。

女峰山

霧降高原レストハウスからの女峰山ルートはには(当該ルートは体力度4以上ですが、ルート中に宿泊できる小屋やテント場がありません。登山者によっては日没までに下山できなくなる恐れがありますのでご注意ください。)と付されています。

赤薙山から女峰山までが下から見ているよりかなり長く険しいので注意が必要です。危険度はBですがザレた岩場が有るので注意しましょう。

また、霧降の天空の階段は階段ですが1450段有ります。ここで体力を消耗しないよう登っていくことが大切です。

10時間程度のルートですから日の出前に帰れるように早めの登山がおすすめなコースです。

鬼怒沼山

鬼怒沼山は女夫渕から登るコースが体力度4に位置づけられています。奥鬼怒の温泉に宿泊すると若干時間が短縮されます。

私は加仁湯に泊まって登りました。このルートは後に黒岩山の登山ルートになるので、ペース配分などを考慮して登るとよいかと思います。

このルートは危険度はBですが、鬼怒沼までの登りがかなりの上りで岩場でも有るので注意が必要です。

黒滝山

黒滝山は大佐飛山の途中にある山です。一番麓の光徳寺からが体力度4になります。私は黒滝山単独では上りませんでした。大佐飛山の中継点として登りました。そのため、光徳寺から登ると黒滝山の先の大佐飛山には登れなくなるので、途中にあるぶらぶら梯子という新登山口から登りました。

とはいえ、大佐飛山の登山路が開けるのは3月から4月の雪解けの天空の回廊ができる時期だけです。他の山を登った感じでは、黒滝山が体力度3大佐飛山が体力度5にはなると感じました。

日留賀岳

日留賀岳は一般的には小山氏宅前の駐車場から登ります。危険度はAですが湿っていると滑りやすいルートなので注意しましょう。岩場や鎖場はほとんどありません。

標高差が1000mを超えるので、ペースを乱さないでゆっくり登れば素晴らしい眺望の山頂まで登れるでしょう。標高差の割には登りやすい山でした。

日光白根山

白根山の体力度4のルートは日光湯元からのルートです。私は丸沼ロープウェイから登ったのでここでは割愛します。奥白根山と前白根山があり中央に満面と五色沼が有ります。登山ルートは体力度に応じて選択でき、コマクサやシラネアオイなどの高山植物に会える素晴らしい山です。

太郎山

太郎山の登山ルートは光徳からと梵字駐車場からになります。光徳からは山王帽子山を越えて小太郎山に登り、切り立った尾根を超えて太郎山です。私は梵字駐車場から登ったのでここでは割愛します。光徳ルートからも登ったのですが、小太郎山で体力消耗その後の難処の岩場が危険と感じて下山しました。もう一度鍛え直してチャレンジしたいコースです。

栃木百名山登山の記録はこちら

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htam
  • htam
  •  栃木県宇都宮市に50年以上住んでいます。井の中の蛙です。栃木百名山は、2017年夏に6年かかって踏破しました。

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